あかねやん国。
大したコトない日常を割と感動的につづります
海を見たくなって・・・ (終)
- 2020/11/17 (Tue)
- その辺ウロウロ |
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さて。
向こうまで行くのに、この写真だと分かりづらいけど
まあまあ大変な感じだ。
手前のこのクレバスの縁を伝っていかねばならないんだけど・・・
こんな感じで。
写真だと簡単そうだけど、この矢印上のルートはかなり斜度が急なのだ。
ちょっと油断するとズルっと落ちてしまうほどだ。
で、このカネゴンのような口を開けたクレバス。
コレはデブい僕でもスポスポ落ちてしまえるほどの大きさだ。
当然クレバスの奥は海。
要するに、足を滑らせると引っ掛かるトコもなく
スポーン=3 とクレバスに飲み込まれ、
這い上がることもできずに、かつ誰にも発見されずに
海の 藻屑になってしまう可能性がヒジョーに高い場所なのだ〜!!
(当時はソコまで考えてなかったけど
今改めて考えるとそういうことだ。ヒェ〜=3)
つーわけで、山側の岩肌にこんな風にへばりついて
滑らないように慎重に進んで行くんだけど、意外と掴み所があんまりないのだ。
(イメージ図1:メンドイので描かなかったけどリュックも背負ってます)
しかも結構地質が脆くて、せっかく掴んだところもポロポロ崩れる始末だ。
しょうがないので、体全体でへばりつくようにしてジリジリジリジリ進んで行くと・・・
突然岩肌から体全体にパコっとした感触が!!!
・・・タラ~リ(冷や汗)
そう。今自分が体全体を預けている岩肌が丸ごとチョッピリ動いたのだ。
(イメージ図2)
や、やべ~・・・。
このままだと岩ごとクレバスに落ちてしまうじゃあないか~!!!
一気に体中から血の気が引きその場で固まってしまった。
しかし、固まってる場合じゃあない。
一刻も早く離脱せねば、この岩がいつ落ちるかワカリャしない。
・極力岩に振動を与えないよう
・極力体重を預けないよう
・もちろん足元も滑らせないよう
全神経を体全体に集中させながら更に慎重に進んだ。
1ヵ所に神経を集中させるのと違って、
全体に集中させるのはかなり難しい。
難しいけどやらなきゃ死んじゃう。
文字通り、必死にジリジリ、必死にジリリ・・・
恐らく1分ほどだろうけど、自分の中では途方もない時間が流れ、
ようやく、ようやく、向こうへ渡り切った!
・・・と、同時に。
(イメージ図3)
今まで体を預けてた岩がバコっと外れたかと思うと、ドッポ~ン=3
と音を立ててクレバスの中へ消えていってしまった。
ひゃ~=3 命拾いしたなぁ。
落ちていく様を見ながら、自分の足がガクガク震えているのがよく分かった。
(ちなみに落ちていった岩は僕の上半身ほどの大きさだった)
しかし、帰りどうしよう。
・・・ま、今考えてもどうしようもないから帰る時に考えようっと。
つーわけで更に進んで、もうコレ以上進めないのを確認したところで、
少し戻って、安定感のある岩場で一休み。
さてさて。
命をかけてまで(もちろん ”つもり” も ”覚悟” も無かったけど)
こんな場所へ一体何しに来たのかと言えば・・・
先月アマゾンで買ったドローンの練習をしに来たのだ~!!
(注:コレは7月16日のお話です)
ココならば人気もないし、かつインパクトのある映像も撮れそうだもんね。
つーわけで、リュックの中からドローンを出して
フライト準備を始めたんだけど、
ちと風があるなぁ。
結構海風がピュウピュウ吹いてるのだ。
一応GPSが付いてるので、ある程度の風でも位置を維持してはくれるんだけど
そうは言ってもトイドローン。
重量が軽いから強めの風だとやや心配だ。
周りは海だし。。。
とりあえず、風の様子見ながら準備を進めていくと、
ある重大な事に気付いてしまった。
なななんと!
取説入れて来るの忘れてるじゃあないか~!!
実は、飛ばす前に垂直水平ジャイロリセットの作業があるのだけど、
まだ買ったばかりなので取説見ながらじゃあないと出来ないのだ~!
アホだ。
僕はなんてアホなんだ。
先々月49歳になったのにやはりアホだ~!
ただ漠然と歳をとるだけではアホは治らないというコトを思い知らされた。
(まあ歳だけは黙ってても勝手にとるもんね・・)
はぁ~=3=3=3
・・・・・・・・帰ろ。
つーわけで、荷物をまとめて帰るコトにした。
で、さっきの戦慄のクレバスゾーンは、
ボッコリ外れた岩の跡が足場になったので
意外と通り易くなってた。
(一応崩れそうなトコをあらかじめ手で崩して臨んだんだけど、
そいでも1ヵ所足場が崩れてちょっとヤバかったけど・・)
で、ようやく最初の入口。
なんかスゲー懐かしく感じるぜ~。
来る時ロックバランシングした石もまだ崩れずにたたずんでた。
きっと僕が生きて戻ってくると信じて待っててくれたんだね。
ありがとう〜!石〜!!!
つーわけで、来た時と同様、壁面のアソコを通って・・・
無事降り口まで帰還!
石と同様、僕を待っててくれたあかねやん号マーチにまたがり、
帰るぜ〜!!!
途中、普通の民家の壁に・・・
例の歴史案内板が設置してあった。
スゲー=3=3=3
ところで、無事生還したのはいいんだけど、
歩っててなんか靴の裏がパカパカすんなーと思ったら・・・
裏のラバーが剥がれてた。
こん前山歩いて反対側もパカパカなったばかりなのに、
もう流石にこの靴は寿命だな。
帰りに福田のナフコで新しいのを生還祝いに買って帰った。
あ、そうそう。
旭町の業務スーパーにもちゃんと寄って帰った。
かなり品揃え豊富で結構安かった。
またその内来ようっと。
おちまい
ちなみに後日グーグルマップで見てみたら
命拾いしたクレバスゾーンは矢印のトコだったぽい。
ホント誰にも見つからなさそう・・・。
ついでに、あのデカタイヤ。
衛星写真にもシッカリ写ってた~!!
スゲー=3=3=3
さて。
向こうまで行くのに、この写真だと分かりづらいけど
まあまあ大変な感じだ。
手前のこのクレバスの縁を伝っていかねばならないんだけど・・・
こんな感じで。
写真だと簡単そうだけど、この矢印上のルートはかなり斜度が急なのだ。
ちょっと油断するとズルっと落ちてしまうほどだ。
で、このカネゴンのような口を開けたクレバス。
コレはデブい僕でもスポスポ落ちてしまえるほどの大きさだ。
当然クレバスの奥は海。
要するに、足を滑らせると引っ掛かるトコもなく
スポーン=3 とクレバスに飲み込まれ、
這い上がることもできずに、かつ誰にも発見されずに
海の 藻屑になってしまう可能性がヒジョーに高い場所なのだ〜!!
(当時はソコまで考えてなかったけど
今改めて考えるとそういうことだ。ヒェ〜=3)
つーわけで、山側の岩肌にこんな風にへばりついて
滑らないように慎重に進んで行くんだけど、意外と掴み所があんまりないのだ。
(イメージ図1:メンドイので描かなかったけどリュックも背負ってます)
しかも結構地質が脆くて、せっかく掴んだところもポロポロ崩れる始末だ。
しょうがないので、体全体でへばりつくようにしてジリジリジリジリ進んで行くと・・・
突然岩肌から体全体にパコっとした感触が!!!
・・・タラ~リ(冷や汗)
そう。今自分が体全体を預けている岩肌が丸ごとチョッピリ動いたのだ。
(イメージ図2)
や、やべ~・・・。
このままだと岩ごとクレバスに落ちてしまうじゃあないか~!!!
一気に体中から血の気が引きその場で固まってしまった。
しかし、固まってる場合じゃあない。
一刻も早く離脱せねば、この岩がいつ落ちるかワカリャしない。
・極力岩に振動を与えないよう
・極力体重を預けないよう
・もちろん足元も滑らせないよう
全神経を体全体に集中させながら更に慎重に進んだ。
1ヵ所に神経を集中させるのと違って、
全体に集中させるのはかなり難しい。
難しいけどやらなきゃ死んじゃう。
文字通り、必死にジリジリ、必死にジリリ・・・
恐らく1分ほどだろうけど、自分の中では途方もない時間が流れ、
ようやく、ようやく、向こうへ渡り切った!
・・・と、同時に。
(イメージ図3)
今まで体を預けてた岩がバコっと外れたかと思うと、ドッポ~ン=3
と音を立ててクレバスの中へ消えていってしまった。
ひゃ~=3 命拾いしたなぁ。
落ちていく様を見ながら、自分の足がガクガク震えているのがよく分かった。
(ちなみに落ちていった岩は僕の上半身ほどの大きさだった)
しかし、帰りどうしよう。
・・・ま、今考えてもどうしようもないから帰る時に考えようっと。
つーわけで更に進んで、もうコレ以上進めないのを確認したところで、
少し戻って、安定感のある岩場で一休み。
さてさて。
命をかけてまで(もちろん ”つもり” も ”覚悟” も無かったけど)
こんな場所へ一体何しに来たのかと言えば・・・
先月アマゾンで買ったドローンの練習をしに来たのだ~!!
(注:コレは7月16日のお話です)
ココならば人気もないし、かつインパクトのある映像も撮れそうだもんね。
つーわけで、リュックの中からドローンを出して
フライト準備を始めたんだけど、
ちと風があるなぁ。
結構海風がピュウピュウ吹いてるのだ。
一応GPSが付いてるので、ある程度の風でも位置を維持してはくれるんだけど
そうは言ってもトイドローン。
重量が軽いから強めの風だとやや心配だ。
周りは海だし。。。
とりあえず、風の様子見ながら準備を進めていくと、
ある重大な事に気付いてしまった。
なななんと!
取説入れて来るの忘れてるじゃあないか~!!
実は、飛ばす前に垂直水平ジャイロリセットの作業があるのだけど、
まだ買ったばかりなので取説見ながらじゃあないと出来ないのだ~!
アホだ。
僕はなんてアホなんだ。
先々月49歳になったのにやはりアホだ~!
ただ漠然と歳をとるだけではアホは治らないというコトを思い知らされた。
(まあ歳だけは黙ってても勝手にとるもんね・・)
はぁ~=3=3=3
・・・・・・・・帰ろ。
つーわけで、荷物をまとめて帰るコトにした。
で、さっきの戦慄のクレバスゾーンは、
ボッコリ外れた岩の跡が足場になったので
意外と通り易くなってた。
(一応崩れそうなトコをあらかじめ手で崩して臨んだんだけど、
そいでも1ヵ所足場が崩れてちょっとヤバかったけど・・)
で、ようやく最初の入口。
なんかスゲー懐かしく感じるぜ~。
来る時ロックバランシングした石もまだ崩れずにたたずんでた。
きっと僕が生きて戻ってくると信じて待っててくれたんだね。
ありがとう〜!石〜!!!
つーわけで、来た時と同様、壁面のアソコを通って・・・
無事降り口まで帰還!
石と同様、僕を待っててくれたあかねやん号マーチにまたがり、
帰るぜ〜!!!
途中、普通の民家の壁に・・・
例の歴史案内板が設置してあった。
スゲー=3=3=3
ところで、無事生還したのはいいんだけど、
歩っててなんか靴の裏がパカパカすんなーと思ったら・・・
裏のラバーが剥がれてた。
こん前山歩いて反対側もパカパカなったばかりなのに、
もう流石にこの靴は寿命だな。
帰りに福田のナフコで新しいのを生還祝いに買って帰った。
あ、そうそう。
旭町の業務スーパーにもちゃんと寄って帰った。
かなり品揃え豊富で結構安かった。
またその内来ようっと。
おちまい
ちなみに後日グーグルマップで見てみたら
命拾いしたクレバスゾーンは矢印のトコだったぽい。
ホント誰にも見つからなさそう・・・。
ついでに、あのデカタイヤ。
衛星写真にもシッカリ写ってた~!!
スゲー=3=3=3
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