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あかねやん国。

大したコトない日常を割と感動的につづります

白昼のキャッツアイ

♪ひ〜みつ め〜いた〜 扉がどこかで 開〜くよ〜♪

とキャッツアイの歌を脳内再生しながら今まさに。
僕はアパートの2階の女性の部屋に忍び込もうとしている!
それも白昼堂々!!
しかも仕事中!!!

なぜそんなハレンチめいた行為に及んでいるのかといえば・・・

遡ること数分前。

あかねやの脇の通路と駐車場を隔てるフェンスに
いつものように店の座布団を干していた僕は、
2時過ぎに取り込みに行ったんだけど
どっかからおばちゃんたちの
元気な話し声が聞こえてくるではないか。

見れば、あかねや裏のアパートのおばちゃんが2人で
2階の踊り場に座って世間話してたのだ。

挨拶しながら座布団を取り込んでると、
おばちゃんが
「今、家から閉め出されとっとっとさ〜。」

?。工事かなんかですか?

「いや、外で家ん鍵ば失うとっとさ〜。」

ええ〜!?
合鍵はなかとですか?

「合鍵は家の中にあっとさ〜。
 電話してみたばってん
 管理人さんも合鍵は持っとらんとげな。」

ええ〜!?
そいでどげんすっとですか?!

「今、管理人さんに方々に当たってもろとっとさ。」

もうひとりのおばちゃん
「あかねやさんに窓から入ってもろて
 中から開けてもらえんやろか?」

ええ〜!!?

と驚きながらアパートを見上げたけど
取っ掛かりがなーんもない。
しょうがないので、店から愛用の脚立を持ってきた。

この脚立はサラリーマン時代、
当時僕が設計したメンテ用足場の試作用に購入したものなんだけど
モノが完成して必要なくなったので貰ってきたものなのだ。

だもんだで、もう30年くらい経つけど
色んな場面で活躍してくれて今も重宝しているのだ。

コンパクトな脚立だけど脚が伸ばせるのが最大の利点だ。

つーわけで、脚立を広げて脚を伸ばして立てかけてみると
さすがに2階の窓まではとどかないけど、
窓の手すりの下部付け根に手が届いたので
そっからジリジリ今よじ登っているところなのだ。

幸い2階なのでおばちゃんも窓は開けて網戸にしてたので
網戸を開け、手すりを壊さないよう荷重配分しながら
窓枠に手をかけ、上へよじ登り・・・
なんとか手すりを乗り越えて侵入成功!

無事鍵を開けると、おばちゃんが僕の靴を持って
出迎えてくださった。

いや〜しかし。
久々だなぁ。
家に忍び込むの。

前回忍び込んだのって、小学5年生くらいの時に
学校から帰ったら母も留守で当然鍵がかかってたので、
マンションの廊下の窓から家のベランダに
飛び移って以来だから約40年ぶりだよ。
(ちなみにビルの5階)

ともあれ、脚立がまたまた役立って
ヨカッタヨカッタ。






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