あかねやん国。
大したコトない日常を割と感動的につづります
- 2025.10.01
走れ!北斗の名のもとに・・(終)
- 2025.08.28
走れ!北斗の名のもとに・・(7)
- 2025.07.09
走れ!北斗の名のもとに・・(6)
- 2025.06.16
走れ!北斗の名のもとに・・(5)
- 2025.05.01
走れ!北斗の名のもとに・・(4)
走れ!北斗の名のもとに・・(終)
- 2025/10/01 (Wed)
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ん・ん・ん・ん~酸っペー・・・だがそれがイイ!!でやんす。
マ「なんだよテメーばっかり、ハードな噛み心地が男臭いと
硬派男性を中心に人気を博している ”男梅グミ” を食いやがって。」
いやいや、朝からこの炎天下に長時間さらされて
脱水&足つりが深刻になってきたでやんすからね。
ココらでいっちょ細胞にカツを入れたんでやんすよ!
マ「へっ!カツだかテンプラだか知らネーよ。
ようやく遠賀町に入ったぜ!」
わお=3 右手は芦屋競艇場でやんすね。
ココがちょうど遠賀町と芦屋町との町境になるでやんすよ。
元々は遠賀川でやってたけど
遠賀川が一級河川に指定されて利用できなくなったんで
1969年ココに移転したそうでやんすね。
ちなみにうちのデブひげブサンボマスタ~の2コ上でやんすよ。
マ「おいおいそれより、もう日が暮れかかってるじゃあネーか。」
ヤベーでやんす。急ぐでやんす。
マ「ところで今渡ったこの線路は何なんだ?」
JR鹿児島本線でやんす。
この線路の先に遠賀川駅があるでやんすよ。
2017年に火事で全焼して2021年に新駅舎になったから
時間があったら見にいってみたかったでやんすけどね。
マ「さすがこの時期は日が暮れるのが早ェーな。
のんびりしてたらどんどん暗くなっちまうぜ。」
あ、あ、あ~・・とうとう太陽が見えなくなったでやんす~。
(16:51)
マ「おいおい。こんな来たこともない土地を暗い中走るのはゴメンだぜ。」
ホント、気分も景色もどんどん寂しくなるでやんすよ。
ようやく虫生津(むしょうづ)まで来たでやんす!(16:57)
マ「なんだよ。ムショーヅだかムシューダだかムシコナーズだか
知んネーけど、道は大丈夫なんだろーな!」
これこれ!
遠賀川がまだ現在の支流と一体となっていた巨大な潟(古遠賀潟)だった大昔、
当時船着き場だったココ虫生津に神功皇后が上陸したという伝承が残る
由緒ある場所なんでやんすから失礼な言い方するんじゃあないでやんすよ。
まあ道は(たぶん)大丈夫でやんすけど・・・
確かそろそろ橋を渡らないといけないハズでやんすが・・
っあ!!
あそこに土手があるでやんす。あの土手に向かうでやんすよ!!
マ「おい、なんだよ突然。こんな道走るんか?」
あーほら、あーほら。橋があったでやんす!!
マ「おいテメー。あんな道通らなくても先の道路から行けたのに、
さてはそうとうパニクってきてやがんな?!」
そ、そんなことないでやんすよ。
迫るバス時間と暗さによる不安に
圧し潰されそうになってなんかいないでやんすよ!
マ「ヤベーなコイツ。とにかくこの橋渡りゃあイイんだな。」
(17:04)
マ「しっかしスッカリ日が暮れちまってどうすんだよ。」
(注:暗くて見えないので画像は明るく加工してます→以下同じ)
と、と、と、とりあえず、途中で弁当買ってひたすら南へ進むでやんす!
マ「おいおい。急に指示が大雑把になったなぁ。
大体方位磁石もないのに南ってなんだよ。
それに弁当なんてどこで買うんだよ!」
い、色々とうるさいでやんすね。
だ、だ、大丈夫でやんす。途中トライアルを通るハズでやんすから。
オイラの脳内グーグルマップだと。
マ「ずいぶん動揺してんじゃあネーか。
まあどのみちバスに間に合わネーとどうしようもネーからな。
トばすぜ=3」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
・
マ「おい、ずいぶん走ってきたけどトライアルとやらは一体ドコだよ?」
お、おかしいでやんすね。
途中のどっかを左折したところにあるはずでやんしたが、
左折するところが分かんなかったでやんす。
マ「おいなんだよそれ!じゃあ今俺たちはドコ走ってんだよ!!!」
そ、そんなこと言ったって、こんなに真っ暗じゃあ・・・っあ!
あそこにナフコがあるでやんす!!
マ「だったらどうだと言うんだよ!」
オイラの脳内グーグルマップによると
トライアルは通り過ぎてしまったでやんすけど、
このナフコの前のこの道路を真っ直ぐ進めば、
少なくとも高速道路(高架)にぶつかるハズでやんす。
ぶつかったら今度は高速道路に沿って東に進めば
自ずと直方パーキングエリアにたどり着くハズでやんす!!
土壇場に来てナイス考察でやんす!!!
マ「なんだよそのアテになんネー考察はよ!
大体今17時31分だぜ。時間は大丈夫なんかよ!」
バスは18時38分でやんすからまだ1時間あるでやんす!
つーわけで、そこのミニストップで弁当買っていくでやんすよ!!
マ「大丈夫かよ?こんなトコで道に迷ったら
1時間なんてあっという間だぜ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
・
マ「ぶはぁ~~~ぶはぁ~~~~~=3=3=3
途中色々あったけど(省略)・・こ、ここでイイんだな。」
ごくろう!ごくろうだったでやんす!!
あとはオイラに任せて、また畳まって輪行袋に入るでやんす。
ふぃ~=3
時間も18時ちょうど。
バスが来るまで40分近くあるでやんすよ。
しかし・・ブルブル。
さすがに2024年11月14日(木)。
日が暮れると昼間の汗も冷えて寒いでやんす。
そしてなんとも長くて不毛な一日でやんしたな~。
グルメも何も楽しまず、ただただインチキ北斗ラリーした
だけでやんしたもんね。
・・・さっき買った弁当でも食って
バスを待つとするでやんすか。
おちまい
ココまでのルート(青線:予定ルート / 赤線:予定から外れて通ったルート)
全ルート(約60km)
走れ!北斗の名のもとに・・(7)
- 2025/08/28 (Thu)
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さあ!とうとう岡垣町にIN!でやんす!!
マ「岡垣町!あの果物の産地として有名な。」
ちちち!それだけじゃあないでやんす。
そして今回の旅の大本命地でやんす!!
マ「な、なんだってー!!この町に一体何があるってんだ?!」
それはもうすぐのお楽しみでやんすよ。
マ「それはそうと、さすがにサイクリングロードだけあって
今までで一番走りやすい道だな。」
そうでやんしょ。
そして左手は荒々しい響灘が広がっているでやんすよ。
マ「ところで一体どっから響灘になったんだ?」
なんか国土交通省と環境省で境界の定義が違うらしいでやんすけど
さっきの織幡神社の遥拝所から左が玄界灘、
右を響灘と呼んでるみたいでやんすよ。
マ「だよな~。海に線なんか引けないもんな。」
おや。こんなところに神社があるでやんす。
マ「まさか・・」
寄りたいところでやんすけど、もうさすがに寄り道してる暇はないでやんすよ。
波津城神社といって、なんでも龍神様を祀ってるそうでやんす。
マ「お。ようやく人里に入ってきたな。」
おや?こんなところにも神社があるでやんすよ。
マ「大原神社って案内板があるけど上向いてんぞ。
空にあるのか?この神社。」
ありゃ〜。こりゃ誰かのイタズラじゃあないでやんすかね〜。
何かで無理やり曲げてんじゃあないでやんすか。
マ「だとしたら罰当たりなヤツだな。」
この神社は福岡城から鬼門である丑寅(北東)の方角に当たるので
鬼門鎮護の役目を担ってるそうでやんすから
当たるバチも相当なもんでやんしょうね。
おっと。ココに休憩所があるでやんすよ。
マ「ちょっと休んでいくか!」
さすが休憩所。案内マップもあるでやんすよ。
マ「現在地がココか。一体どこまで行くつもりなんだ?」
右の方にある「芦屋海浜公園」をめざしてるでやんす。
15時半着で。
マ「おいチョット待て。この左端がさっきの織幡神社だよな。
ココを14時半に出て、この右端っこの芦屋海浜公園まで
1時間でホントに行けんのか!?」
大丈夫でやんすよ。
オイラの脳内グーグルマップは50分だと分析済みでやんす。
そんなことよりも水分補給でやんす!
マ「いや、だとしてもゆとりが全く無いじゃあネーか。」
んぐんぐんぐ・・・っぷはぁ〜=3=3=3
もうマーチェルは言葉が荒い割には心配性でやんすね〜。
マ「あとからキツい目に遭うの俺だから言ってんだよ!」
わかった、わかったでやんすよ。
じゃあとっととGO!でやんすよ。
全くアケーリアスもオチオチ飲んでらんないでやんす。
マ「お。早速分かれ道だぜ。」
こっからはひたすら左の海沿いを走っていくでやんすよ!
マ「おいどうした。急にブルブル震えだして。」
感じる!感じるでやんすよ!!
かつて修羅の国の羅将ハンがケンシロウとの戦いに高揚して
肌が粟立ったようにオイラの肌も粟立つのを感じるでやんす。
マ「何言ってだ。テメーの肌はカーテン生地じゃあネーか。」
そして、ウォー!!ココでやんす~!!!
マ「こ、これは・・!」
ココこそが今回の旅の最大の目的地。
岡垣町「観光ステーション北斗七星」でやんす〜!!!
マ「こ、ここには一体何が・・!?」
天空に浮かぶ北斗七星が海の水をすくってるように
水平線に近づいて見える9月〜11月のこの時期、
ココ岡垣町ではこの先のサイクリングロードで
「北斗の拳」とコラボしたスタンプラリーを
数年前から開催しているのでやんす〜!!!
マ「そ、そういう事だったのか〜!!!!!」
では、いざ・・・ドクン!
は、はうわっ!!
な、なんでやんすか?!
空間を歪めるほどに怒りと悲しみが入り混じったオーラが
この辺りに満ちているでやんす!!!
マ「な、なんだってー?!」
あ、あそこでやんす。
あの辺りから怒悲のオーラがにじみ出ているでやんす。
こ、これは~!!?
マ「余った幟が自動販売機の脇に無造作に押し込められてるな。」
うぬ~。こんなに幟を余らせるなんて、
ちゃんと仕事してるんでやんすか?
こんな扱いを受けた北斗南斗の拳士たちの怒悲オーラだったんでやんすね。
マ「おい、同情しているヒマなんてネーぜ。はよ入って来いよ。」
じゃあいざ=3
わ~お。早速ケンシロウがお出迎えでやんす。
コッチには缶バッジガチャ。
Tシャツ・・・
・・・・・
なんかコラボグッズがいっぱいあるでやんすけど・・・
う~~~ん・・・?
なんか絵が。
お、デッキから響灘を望めるでやんす。
<動画>
マ「お、早かったな。どうだった?」
どうもこうも「北斗の拳」というより、
「北斗の拳」のスマホゲームメーカーと岡垣町のコラボだったでやんす。
マ「何が違うんだよ。」
絵が違うでやんす。
とってもよく似せて描いてあるでやんすけど
アレは原哲夫先生の絵ではないでやんす。
多分メーカーのキャラデザイナーか誰かがゲーム用に起こした
絵じゃあないでやんすかね。
マ「細ケーこというなよ。上手に描いてあんじゃあネーかよ。」
いや・・やっぱなんか一気に萎えるでやんすよ。
それにキャラクターグッズもゲームメーカーのロゴが入りまくりで
ひとっつも欲しくならなかったでやんすもん。
マ「っち。メンドクセーなー。ヲタクってヤツはよー。
でもココまで来ちまったんだ。やるんだろ?スタンプラリー。」
も、もちろんでやんす。
どっちみち帰るにしてもこの道通んなきゃなんないでやんすから。
マ「よーしじゃあ、行くぜっ!!」
マ「お!早速最初のチェックポイントが見えてきたじゃあネーか。」
スタートはやはりケンシロウ(バッタもん)でやんすね。
マ「よーし、とっとと捺せよ。スタンプ。」
・・・・・
マ「どうしたんだ。スタンプラリーなんだろ?」
それがそのう・・さっき知ったんでやんすがコレ、
デジタルスタンプラリーと言ってこのパネルの右下のQRコードを
スマホで読み込んでスタンプゲットする仕組みらしいんでやんすよ。
マ「なんだよそれ~!テメースマホなんて持ってネーじゃネーか。」
そーでやんすよ!持ってネーでやんすよ!!
マ「おい!テメー。じゃあこんな岡垣くんだりまで一体何しに来たんだよー!!」
お、おいらだって知らなかったでやんすよ!
こんなレジャーでさえももハイテク機器持ってなきゃあ
楽しむ資格すらない世の中になってたなんて~!
ひ~~~ん、ひ~~ん、ひ~ん(>_<)
マ「お、おい。泣くなよ。泣くなって。悪かったよ。
じゃあとりあえず行こうぜ。」
わかったでやんす。(´Д⊂グスン
マ「しっかしこの道。あのパネル以外は何っもネー道だなぁ。
なんだよコノ海岸にクソ並んでるテトラポットは?!」
あ、なんかあそこに型みたいなのがあるでやんす。
もしかしたらココはあの型にコンクリートを流し込んで
テトラポットを作る場所なのかもしんないでやんすね。
マ「お。とか言ってる間に次のチェックポイントだぜ。」
シン(バッタ)とシンに悪魔の囁きをするジャギ(バッタ)でやんすね。
一応物語に沿った構成になってるんでやんすかね?
マ「しかしこの道、波の音以外にもなんか爆音がしねーか?」
でやんすね。なんか遠くの空を飛行機が飛んでるようでやんすね。
マ「お次のポイントだぜ。」
トキ(バッタ)でやんすね。
ケンシロウと対峙した時の構え、
「北斗天帰掌(ほくとてんきしょう)」でやんすね。
もし相手の拳に倒れても相手を恨まず、
悔いなく天に帰るという誓いの構えでやんす。
(ちなみにこの頃は原哲夫先生がキャプ翼に影響を受けて
ケンシロウの足が一番長く描かれた時期でもあるでやんす)
・・分かったでやんす。
おいらもこのパネルがバッタもんだからといって
岡垣町を恨んだりしないでやんす。
マ「しっかしよくよく見りゃチープなパネルだな。」
川が現れたでやんす。
マ「行けども行けども大して風景の変わらないこの
クソつまんネーコースにようやく変化がでたな。」
しかしもうずいぶん日が傾いてきたでやんす。
マ「よーし、急ぐぜ!」
右手には三里松原が広がっているでやんす。
マ「その名の通り延長三里(12km)にも及ぶ防風林で
約300年前の三代目福岡藩主黒田光之によって植林されたそうだな。」
とか言ってる間に次のチェックポイントでやんす!
今度はケンシロウ(バッタ)と南斗水鳥拳のレイ(バッタ)でやんすか。
なんか物語を感じさせない凡庸な絵でやんすね。
おまけになんか急に下手になってるでやんす。
レイなんか特に似てないでやんすよ。
マ「作ってるメーカーもだんだん飽きてきてんじゃあネーか?」
更に飛んで、次のチェックポイントは
ラオウ(バッタ)と黒王号(バッタ)でやんすか。
コレも黒王号が下手いでやんすね。
マ「馬は描くのが難しいんだよな。」
しかしホントさっきからジェット機やヘリコプターが
行ったり来たりしてるでやんすね。
マ「もしかして、一ヵ月ほど前に玄界灘沖で海上自衛隊の船の
遭難事故があったからその捜索なんじゃあネーか?」
むむっ!ありうるでやんすね!!
マ「お!そろそろ最終チェックポイント6キロ地点だぜ。」
(5キロ地点は撮れてなかったでやんす・・)
マ「おいおい。直前で芦屋町に入っちまったぞ。
なんかキリが悪りーな。」
あと数十メートルなんだからどうにか工夫すれば
収まりそうなもんでやんすけどね。
で、最後の〆はラオウ(バッタ)でやんすか。
一応最後だからケンシロウとの最終決戦の時の装束でやんすけど
ポーズ選びに何のこだわりも感じられないでやんすね。
オイラとしては「我が生涯に一片の悔いなし」ポーズの
ラオウがヨカッタでやんすけど・・
マ「おい。ところでまたヘリが飛んできたぜ。」
なんかどんどん近くなってるでやんすね。
マ「っておい!見ろよ。それもそのはずだぜ。」
なんでやんすか。このフェンスの向こう側って
航空自衛隊芦屋基地だったんでやんすか!
マ「このパネルによるとしょっちゅうココで訓練してるみたいだな。
とか言ってる間に今度はジェット機が来たぜ!」
<動画>
いててて~でやんす=3
マ「調子に乗って立ちゴケしてんじゃネーよ。」
あああ!日があんなに傾いてきてるでやんす~!!
マ「おい。ホントにこんなんで間に合うんだろうな?!」
大丈夫でやんす。
ほら、もうそこがこのサイクリングロードの終点でやんす。
マ「ふぃ~=3 ようやくかよ~。」
ココは「芦屋海浜公園わんぱーく」と言って
主にわんぱくなチビッコ達が遊ぶ公園でやんすよ。
マ「いや、おとなしい子でも遊べるだろ。」
出店もあるんでやんすね。
さすがにド平日のこの時間にはやってないでやんすけど・・。
マ「やってても寄るヒマネーよ!
・・・ってかココには15時半に着く予定だったんじゃあネーか?
今、15時50分じゃあネーか!!
ちちち。マーチェルに搭載している
このサイコン(サイクルコンピューター)の時計は
なんと!20分遅れでやんすから実際は16時10分でやんすよ!
要するに予定より40分遅れでやんす!!
マ「なぁにぃ~!!もっと悪りぃじゃあネーか!!!
これからどう行くんだよ?!!」
これから直方PAの高速バス停までわき目も振らずに向かうでやんすよ!
マ「クソ―!やっぱしキツイ目見るの俺じゃあネーか!!」
急ぐでやんす!!
To Be Continued \\\
ココまでのルート
走れ!北斗の名のもとに・・(6)
- 2025/07/09 (Wed)
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いざ!参るでやんす。
へぇ〜、延喜式の中でも宗像大社に次ぐ神社として記されてる
格式の高い神社だったんでやんすね。
ここの地名鐘崎(鐘ノ岬)の由来とも言われる
海底に沈んだ釣り鐘の引揚げを過去二度に渡り
時代の権力者が挑んだけど
どっちも荒天に阻まれて失敗してるんでやんすね。
でもって三度目に挑んだ1919年に引揚げ成功したけど
釣り鐘ではなく巨石だったと。
それがコレでやんすか〜!!
よっぽど悔しかったんでやんすかね。
そのただの巨石をわざわざココに祀ってるのは。
ところでこの鐘崎は海女さん発祥の地でもあるそうでやんす。
なんでも江戸時代には300人余りの海女さんが居たそうでやんすが、
ココの漁場は狭いため、仕事を求めて日本全国津々浦々へと散らばっていき
各地で技術を継承していったのだそうでやんす。
長崎も五嶋や壱岐とかで活躍したんだそうでやんす。
おや?あんなところに黒ねこがいるでやんすよ。
やあ、コニャチワでやんす。
<動画>
ありゃ。そっけないでやんすね。
おっと。あんまり油売ってるとせっかく追いついた
タイムスケジュールがまた狂っちまうでやんす。
フゥフゥ・・ハァハァ・・・・・
おや。あんなトコにもねこがいるでやんす。
コニャチワ〜!
周りが漁師町なせいかねこが多いでやんすね。
ヒィヒィ・・やっとこさ着いたでやんす。
地元の人達は「シキハン様」と呼んでるそうでやんすね。
おっと。ココの狛犬(唐獅子?)は首がない!
・・て思ったけど、元々首が短いデザインだったのに加えて、
風化で顔面の凹凸が分かりづらくなってるだけでやんした。
はービックリした。
お!こんなところに案内が。
なになに・・左へ行くと沖ノ島展望所とやらがあるでやんすか。
ちと時間が厳しいでやんすがせっかく来たんだし
拝んでいくでやんす!
う、こっから山に入るでやんすか。
ひやぁ〜=3
コレ時間ダイジョブでやんすかね?
またマーチェルに怒られそうでやんす。。。
この立派な木は・・・
ワタセ・・いやイヌマキでやんすか。
なんでもこの山にはイヌマキの巨木10数本を始めとする
20数種類の天然木が育ってて「織幡神社のイヌマキ天然林」として
福岡県の天然記念物に指定されてるほどらしいでやんす。
足元にも木の根が這いまくってるからウッカリすると
足を取られてしまうでやんすね。
とか言ってる間に頂上についたでやんす。
佐屋形山(標高50m)。
ココを超えて更に進んでいくと〜・・・
<動画>
沖ノ島遥拝所1
ひゃあ〜。絶景でやんすね〜。
ココは宗像神社の沖津宮がある沖ノ島を拝む場所で、
天気が良ければ目前の地島の右奥に薄っすらと沖ノ島が見えるそうでやんす。
(矢印のところら辺)
沖ノ島は神に仕える特定の人しか上陸できないシキタリで
他の人々はこういう離れたところから拝むので
「遥拝所」(ようはいしょ)というらしいでやんんす。
ちなみに中津宮がある大島(地島の左手)にも遥拝所があって観光客にメジャーなのは
そっちなんだそうでやんす。
<動画>
沖ノ島遥拝所2
ココの鈴は神様に参拝に来たことをお知らせするやつ出やんすね。
(恋人用ではありません)
まあオイラなんかにイチイチ呼び出されちゃあ神様も迷惑でやんしょうから
鳴らさないでやんすけど。
さあ、あんまりのんびりもしてられないでやんす。
とっとと戻るでやんすよ!
おっと〜!急ぐオイラの行く手を阻む刺客が!!
またまたねこでやんす〜!!
<動画>
ふぅふぅ。
あんまり人懐こいんであのまま永遠に
足止めされてしまうところでやんしたよ。
危なし危なし。。。
マ「おうおう。ずいぶんとゴユックリだったじゃあネーか。」
あ、やっぱり怒ってたでやんすね。
ほらほらねこでやんすよ!
<動画>
マ「なんだよ。テメーの顔見て行っちまったじゃあネーかよ。」
マ「ところでスケジュールはどうなってんだよ。」
安心するでやんすよ。
ココを14時半に出る予定でやんす。
そして今14時35分でやんすよ!
マ「よーしじゃあとっとと行くぜ!」
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
・
マ「・・・おい!なんか団地地帯に入り込んできたけど
コレで道はあってるんだローな?」
な、な~に言ってるでやんすか。
オイラの脳内グーグルマップは完璧でやんすよ。
合ってるに決まってるでやんす。(方向は)
マ「変に近道考えて要らん道走らせてるんじゃあないだろうな!」
ダ、ダイジョブでやんすよ。
あ!ホラホラホラ~。先が開けてるでやんす。
ココでやんすよ。オイラが目指してたのは。
ホラ!案内板もこの通り。
こっから玄界灘-響灘線に合流でやんす。
もうあとは迷いようがないくらいシンプルな道でやんすから
心置きなく走るでやんすよ!
マ「よ~し。そういう事ならトばすぜ~=3=3=3」
To Be Continued \\\
ココまでのルート
走れ!北斗の名のもとに・・(5)
- 2025/06/16 (Mon)
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さあ。大急ぎで宗像大社を出たけど
まだ完全に遅れは取り戻せてないでやんすからね!
レッツ・ゴーゴー=3=3=3
マ「お!さっきまで並行してた釣川を渡るんだな。」
しかし福岡の川はみんな広いでやんすね。
マ「これでも2級河川だからな。長崎県で一番広い本明川と同じくらいだな。」
さあ、こっから自転車専用道路でやんすよ。
マ「ありがてーぜ!!」
マ「・・・ってなんじゃこりゃ。なんかヒビ割れが走ってるし
通れないようバリケードされてたみたいなんだが・・・。」
ほぃ〜ん?ま、大丈夫なんじゃないでやんすかね。
マ「ちっ!他人事だと思いやがって・・」
ほ~らほら。もう普通のキレイな道になったでやんす。
マーチェルは心配性でやんすね~。
マ「テメーが楽観的過ぎるんだよ!」
まあまあ。カモでも見て癒されるでやんすよ。
マ「お!なんか橋が見えてきたぜ。」
国道495号線と県道300号線が重なってる道路でやんすよ。
そこを渡るでやんす!
マ「右手の建物が『道の駅宗像』なんだな。」
ホントは寄ってみたいところでやんすが何しろ時間押し押しでやんすからね。
マ「しかしなんかどんどん辺鄙なトコに進むんだな」
マ「さっきまで並走してた川がもう海になっちまったぜ!」
どんどん進むでやんすよ!
今のオイラは北斗泰聖殿へ向かうケンシロウの気持ちと同じでやんす!
マ「何言ってだコイツ・・」
マ「・・・っと!とうとう突端まで来ちまったぜ。
でもただの砂浜と玄界灘じゃあネーか。一体ココに何があるってんだ?」
<動画はコチラ ↓ >
ふっふっふっ。「ふ」が3つ。
後ろを見るでやんすよ!!
マ「うぉっ!なんだこの建物は!?」
これこそ北斗泰聖殿・・いや「北斗の水くみ海浜公園」の
展望所でやんすよ。
マ「なんだよそれ。」
実はココから見る9~11月頃の北斗七星は玄界灘の水平線に位置していて
ちょうど北斗七星をつなげたひしゃくの形が
海の水をすくっているように見えるのでやんす~!!
マ「なるほど。それで『北斗の水くみ』なんだな。
しかし今は13時20分だぜ。
・・まさか夜までココで待つんじゃあネーだろーな!!?」
さすがにそれは無理でやんすよ。
まあ本来の目的はもっと別の所にあるでやんすから。
とりあえず展望所みてくるでやんすから、
マーチェルはそこで休んでてくれでやんす。
しかしココは夏には海の家的役目もあるんでやんすかね。
ライフセーバーって泳げなくても務まるんでやんすね~。
コレならうちのデブひげマスタ~でも・・あ、年齢制限オーバーでやんすね。
さあ、こっから上るでやんすよ!
さすが玄界灘。風がビュウ~ビュウ~でやんすね。
お!こんなトコに北斗七星のモニュメントと共に
アベック用の ”幸せの鐘” 的なヤツがあるでやんす。
ったく~。
どっこの観光地でもこういう鐘付けがちでやんすね~。
まあ鳴らさないでやんすけどね。
お!あの薄い島影はさっき行った宗像大社の沖津宮がある大島でやんすね。
しかしこの展望所。
な~んか変わった形してるでやんすね~・・・っは?!!
も、もしかして・・かつて北斗琉拳のカイオウが北斗神拳を封じるために
ケンシロウを誘い込んだ北斗逆死葬の石柱のように
上から見ると北斗七星の形をしているのでは!?
・・と思ったらじぇんじぇん違ったでやんす。
どっちかといえばホチキス形でやんすもんね。
思わせぶりな展望所でやんすね。ったく~。
せっかくだからこっちから下りてみるでやんすよ。
ははぁ。車いすでも上れるようスロープになってるんでやんすね。
キツくないよう極力傾斜を抑えるためこんな形になってるんでやんすか。
裏にはシャワー場もあるじゃあないでやんすか。
シンプルなのに至れり尽くせりでやんすね。
おっと、あそこでマーチェルが待ってるでやんす。
マ「お。もう済んだのか。早かったな。」
まあてれ~っと回っただけでやんすからね。
そして朗報があるでやんす!
マ「なんだ?」
ココでようやくタイムスケジュールに追いついたでやんすよ。
ココの出発予定時間が13:30。
そして今なんと!13:28!!
さあこの調子で突っ走るでやんすよ!!
マ「テメー誰のおかげと思ってやがんだ。」
さあ。さっきの道の駅の裏手から今度はコッチの道を走るでやんす。
マ「お!ココも自転車専用道路になってんのか。
さすが狭い長崎と違って自転車にやさしい町だな。」
ポイントポイントには休憩用に東屋が設置されてるでやんすよ。
スケジュールに追いついたとはいえ
この先何があるか分からないでやんすから
休まずにスルーでやんすよ!!
マ「ちっ!マジでクソデヴひげマスタ~よりチャリ使い荒れぇな。」
そうこう言ってる間にさっきの県道300号線に合流したでやんすよ。
マ「防風林か?松ばっかり生えてるな。」
ココら辺帯は「さつき松原」と言われてるでやんす。
マ「ほう。日本白砂青松100選で幅約1km、長さ約5.5kmある
サーフィンスポットとしても有名な『さつき松原』だな。
福岡藩初代藩主の黒田長政が防風林として作らせた松原で
その美しさから筑前八松原の筆頭松原と呼ばれているそうだな。」
マーチェルがうんちく垂れてる間に松原を抜けたでやんす!(13:50)
そして今度はこの織幡神社を目指すでやんすよ!
マ「まだ1.5kmも走らすんのかよ!」
ほらほら。海鳥の日向ぼっこでも見て癒されるでやんすよ。
オシャレな案内板も出てるでやんす。
ココら辺は鐘崎っていうんでやんすね。
この案内図によると~・・・
あの左手にあるこんもりしたトコ。
アレがどうやら織幡神社みたいでやんすね。
マ「こうしてみると何かえらく遠いな。」
そうでもないでやんすよ。
ホラ!もう着いた。(14:00)
マ「じゃ、俺はココで待ってるからな。」
よっしゃ。いざ参るでやんす!
って、階段上んなきゃなんないでやんすか~!
しょうがないでやんすね~。
To Be Continued \\\
走れ!北斗の名のもとに・・(4)
- 2025/05/01 (Thu)
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ど、どどど、どうするでやんしょうか?
マ「どうするっつったって、もう人に聞くしかネーだろ。」
それがド平日の真っ昼間の住宅街なせいか
人っ子一人歩ってないでやんす。
マ「さすがにこのご時世、ピンポン押してご家庭に
お尋ねするわけにもいかネーしな。」
しょうがない。
勘で住宅街を突き進みながらアレを探すでやんすよ!
マ「アレ?アレってなんだよ。」
ホラあの自治会とかそんなヤツの地域案内地図的なヤツでやんすよ。
マ「そんな都合よくあるかねぇ・・」
じっとしてても始まらないでやんす。
とにかく動くでやんすよ!
マ「あ~コイツ。山とかで無駄に遭難するタイプだな。」
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
・
マ「お!オイ見ろよ。あそこの壁になんかあるぞ!」
(※グーグルマップストリートビューより
写真撮ってるゆとりなかったので・・)
でかした!コレコレ、コレでやんすよ!!
(※グーグルマップストリートビューより)
イメージしてたのと違って
なんかオシャレで小っちゃな地図でやんすが
コレで現在地が把握できたでやんす!!
マ「でたらめに進んできたと思ってたが
あながち間違っちゃあいなかったな。」
そうでやんしょ~。
オイラの脳内マップの精度を称賛するでやんすよ!
マ「結果オーライなくせに調子イイな。」
車道に出るとホラ!案内が出てるでやんす!!
もうこれで迷わないでやんすよ~!!
案内の通り左折して、あとはこの川沿いに進むだけでやんすからね。
マ「この川は釣川(つりかわ)と言って河童伝説があるらしいな。
なんでも ”まんが日本昔ばなし” にもなったほど有名みたいだぞ。」
お!とか言ってる間に宗像大社に近づいてきたでやんす。
マ「どんどん案内が詳細になってきたな。」
やっとこさ到着でやんす~。
マ「一時はどうなる事かと思ったぜ~。」
じゃ、オイラちょっくら見物してくるでやんすから
マーチェルはココで休憩してるでやんすよ。
いや~さすが世界遺産。
ド平日でも人が多いでやんすね~。
って思ったら、菊花展やってるでやんす。
プラス七五三シーズンで賑わってるんでやんすね。
じゃあオイラもIN!
ひゃぁ~荘厳。
相当規模のデカい神社でやんすね。
どこ見ても荘厳でやんす。
ココは宗像大社の中の辺津宮(へつぐう)と言って、
海(津)の近く(辺)にある宮という意味なんでやんすか。
あとこっから11km離れた海にある大島の中津宮(なかつぐう)
更に49km沖の沖ノ島の沖津宮(おきつぐう)まで合わせて
宗像大社となってるんでやんすね。
スケールデカすぎでやんす。
歩ってるといろんなトコで何か祀られてるでやんすね。
なんでも本殿の周りに24社121の神様が
祀られてるらしいでやんす。
お!この道の先がなんか開けてるっぽいでやんすよ。
ひゃあ、長崎じゃあとても考えられないほど贅沢に地面使ってるでやんす。
あの奇妙な物体は一体何でやんしょ?
なんかジブリ的なサムシングでやんしょーか?
「できるかな」のゴン太くんぽくもあるでやんすね。
なになに・・「わらくじら」。。。
口から入って、この尻から出る胎内巡りができるらしいでやんす。
ま、オイラは別に巡りはしないでやんすけど。
ところでオイラはどうやら裏手の方から入ってきたみたいでやんす。
この辺りが正式な表参道でやんすね。
向こうに見える鳥居もデカいでやんすね。
左手に見える建物が「海の道むなかた館」でやんすかね。
宗像大社に関する様々な情報が見れるらしいでやんすが
今のオイラには一刻の猶予もないでやんすから。
(ちなみに時計を持ってないので日記を書くときはいつも
撮った写真の時刻情報を頼りにしてますが、
慣れない写メデータの扱いで時刻情報が書き換わったので
記事中の時刻はほとんど分かりません)
つーわけでそろそろ戻るでやんす。
マ「お!どうだったんだ?世界遺産っちゅうやつは。」
まあまあでやんしたよ。
それよりもオイラにはコレから大事な使命が残されてるでやんすから
とっとと出発するでやんすよ!
マ「だから一体何だっツーんだよ。その使命ってのは。」
おいおい明らかになるでやんすよ!
To Be Continued \\\
ココまでのルート(青線:予定ルート / 赤線:予定から外れて通ったルート)
