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あかねやん国。

大したコトない日常を割と感動的につづります

カテゴリー「輪行」の記事一覧

走れ!北斗の名のもとに・・(6)

←(5)はコチラ


いざ!参るでやんす。


へぇ〜、延喜式の中でも宗像大社に次ぐ神社として記されてる
格式の高い神社だったんでやんすね。


ここの地名鐘崎(鐘ノ岬)の由来とも言われる
海底に沈んだ釣り鐘の引揚げを過去二度に渡り
時代の権力者が挑んだけど
どっちも荒天に阻まれて失敗してるんでやんすね。

でもって三度目に挑んだ1919年に引揚げ成功したけど
釣り鐘ではなく巨石だったと。

それがコレでやんすか〜!!

よっぽど悔しかったんでやんすかね。
そのただの巨石をわざわざココに祀ってるのは。

ところでこの鐘崎は海女さん発祥の地でもあるそうでやんす。

なんでも江戸時代には300人余りの海女さんが居たそうでやんすが、
ココの漁場は狭いため、仕事を求めて日本全国津々浦々へと散らばっていき
各地で技術を継承していったのだそうでやんす。
長崎も五嶋や壱岐とかで活躍したんだそうでやんす。

おや?あんなところに黒ねこがいるでやんすよ。


やあ、コニャチワでやんす。

<動画>

ありゃ。そっけないでやんすね。

おっと。あんまり油売ってるとせっかく追いついた
タイムスケジュールがまた狂っちまうでやんす。


フゥフゥ・・ハァハァ・・・・・


おや。あんなトコにもねこがいるでやんす。


コニャチワ〜!

周りが漁師町なせいかねこが多いでやんすね。

ヒィヒィ・・やっとこさ着いたでやんす。


地元の人達は「シキハン様」と呼んでるそうでやんすね。


おっと。ココの狛犬(唐獅子?)は首がない!


・・て思ったけど、元々首が短いデザインだったのに加えて、
風化で顔面の凹凸が分かりづらくなってるだけでやんした。

はービックリした。

お!こんなところに案内が。

なになに・・左へ行くと沖ノ島展望所とやらがあるでやんすか。

ちと時間が厳しいでやんすがせっかく来たんだし
拝んでいくでやんす!


う、こっから山に入るでやんすか。


ひやぁ〜=3

コレ時間ダイジョブでやんすかね?
またマーチェルに怒られそうでやんす。。。

この立派な木は・・・

ワタセ・・いやイヌマキでやんすか。

なんでもこの山にはイヌマキの巨木10数本を始めとする
20数種類の天然木が育ってて「織幡神社のイヌマキ天然林」として
福岡県の天然記念物に指定されてるほどらしいでやんす。

足元にも木の根が這いまくってるからウッカリすると
足を取られてしまうでやんすね。


とか言ってる間に頂上についたでやんす。

佐屋形山(標高50m)。

ココを超えて更に進んでいくと〜・・・

<動画>
沖ノ島遥拝所1


ひゃあ〜。絶景でやんすね〜。


ココは宗像神社の沖津宮がある沖ノ島を拝む場所で、
天気が良ければ目前の地島の右奥に薄っすらと沖ノ島が見えるそうでやんす。
(矢印のところら辺)

沖ノ島は神に仕える特定の人しか上陸できないシキタリで
他の人々はこういう離れたところから拝むので
「遥拝所」(ようはいしょ)というらしいでやんんす。
ちなみに中津宮がある大島(地島の左手)にも遥拝所があって観光客にメジャーなのは
そっちなんだそうでやんす。

<動画>
沖ノ島遥拝所2

ココの鈴は神様に参拝に来たことをお知らせするやつ出やんすね。

(恋人用ではありません)

まあオイラなんかにイチイチ呼び出されちゃあ神様も迷惑でやんしょうから
鳴らさないでやんすけど。

さあ、あんまりのんびりもしてられないでやんす。
とっとと戻るでやんすよ!


おっと〜!急ぐオイラの行く手を阻む刺客が!!


またまたねこでやんす〜!!
<動画>


ふぅふぅ。
あんまり人懐こいんであのまま永遠に
足止めされてしまうところでやんしたよ。
危なし危なし。。。


マ「おうおう。ずいぶんとゴユックリだったじゃあネーか。」

あ、やっぱり怒ってたでやんすね。

ほらほらねこでやんすよ!


<動画>


マ「なんだよ。テメーの顔見て行っちまったじゃあネーかよ。」


マ「ところでスケジュールはどうなってんだよ。」

安心するでやんすよ。
ココを14時半に出る予定でやんす。
そして今14時35分でやんすよ!

マ「よーしじゃあとっとと行くぜ!」

・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・



マ「・・・おい!なんか団地地帯に入り込んできたけど
  コレで道はあってるんだローな?」

な、な~に言ってるでやんすか。
オイラの脳内グーグルマップは完璧でやんすよ。
合ってるに決まってるでやんす。(方向は)

マ「変に近道考えて要らん道走らせてるんじゃあないだろうな!」

ダ、ダイジョブでやんすよ。


あ!ホラホラホラ~。先が開けてるでやんす。


ココでやんすよ。オイラが目指してたのは。


ホラ!案内板もこの通り。

こっから玄界灘-響灘線に合流でやんす。

もうあとは迷いようがないくらいシンプルな道でやんすから
心置きなく走るでやんすよ!

マ「よ~し。そういう事ならトばすぜ~=3=3=3」




To Be Continued          \\\


ココまでのルート





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走れ!北斗の名のもとに・・(5)

←(4)はコチラ


さあ。大急ぎで宗像大社を出たけど
まだ完全に遅れは取り戻せてないでやんすからね!
レッツ・ゴーゴー=3=3=3


マ「お!さっきまで並行してた釣川を渡るんだな。」


しかし福岡の川はみんな広いでやんすね。

マ「これでも2級河川だからな。長崎県で一番広い本明川と同じくらいだな。」

さあ、こっから自転車専用道路でやんすよ。

マ「ありがてーぜ!!」

マ「・・・ってなんじゃこりゃ。なんかヒビ割れが走ってるし
  通れないようバリケードされてたみたいなんだが・・・。」

ほぃ〜ん?ま、大丈夫なんじゃないでやんすかね。

マ「ちっ!他人事だと思いやがって・・」

ほ~らほら。もう普通のキレイな道になったでやんす。
マーチェルは心配性でやんすね~。

マ「テメーが楽観的過ぎるんだよ!」

まあまあ。カモでも見て癒されるでやんすよ。


マ「お!なんか橋が見えてきたぜ。」

国道495号線と県道300号線が重なってる道路でやんすよ。

そこを渡るでやんす!

マ「右手の建物が『道の駅宗像』なんだな。」

ホントは寄ってみたいところでやんすが何しろ時間押し押しでやんすからね。

マ「しかしなんかどんどん辺鄙なトコに進むんだな」


マ「さっきまで並走してた川がもう海になっちまったぜ!」


どんどん進むでやんすよ!

今のオイラは北斗泰聖殿へ向かうケンシロウの気持ちと同じでやんす!

マ「何言ってだコイツ・・」

マ「・・・っと!とうとう突端まで来ちまったぜ。
  でもただの砂浜と玄界灘じゃあネーか。一体ココに何があるってんだ?」


<動画はコチラ ↓ >


ふっふっふっ。「ふ」が3つ。
後ろを見るでやんすよ!!

マ「うぉっ!なんだこの建物は!?」

これこそ北斗泰聖殿・・いや「北斗の水くみ海浜公園」の
展望所でやんすよ。

マ「なんだよそれ。」

実はココから見る9~11月頃の北斗七星は玄界灘の水平線に位置していて
ちょうど北斗七星をつなげたひしゃくの形が
海の水をすくっているように見えるのでやんす~!!

マ「なるほど。それで『北斗の水くみ』なんだな。
  しかし今は13時20分だぜ。
  ・・まさか夜までココで待つんじゃあネーだろーな!!?」

さすがにそれは無理でやんすよ。
まあ本来の目的はもっと別の所にあるでやんすから。
とりあえず展望所みてくるでやんすから、
マーチェルはそこで休んでてくれでやんす。


しかしココは夏には海の家的役目もあるんでやんすかね。
ライフセーバーって泳げなくても務まるんでやんすね~。
コレならうちのデブひげマスタ~でも・・あ、年齢制限オーバーでやんすね。


さあ、こっから上るでやんすよ!


さすが玄界灘。風がビュウ~ビュウ~でやんすね。


お!こんなトコに北斗七星のモニュメントと共に
アベック用の ”幸せの鐘” 的なヤツがあるでやんす。


ったく~。
どっこの観光地でもこういう鐘付けがちでやんすね~。

まあ鳴らさないでやんすけどね。

お!あの薄い島影はさっき行った宗像大社の沖津宮がある大島でやんすね。


しかしこの展望所。
な~んか変わった形してるでやんすね~・・・っは?!!

も、もしかして・・かつて北斗琉拳のカイオウが北斗神拳を封じるために
ケンシロウを誘い込んだ北斗逆死葬の石柱のように
上から見ると北斗七星の形をしているのでは!?


・・と思ったらじぇんじぇん違ったでやんす。

どっちかといえばホチキス形でやんすもんね。
思わせぶりな展望所でやんすね。ったく~。

せっかくだからこっちから下りてみるでやんすよ。

ははぁ。車いすでも上れるようスロープになってるんでやんすね。
キツくないよう極力傾斜を抑えるためこんな形になってるんでやんすか。

裏にはシャワー場もあるじゃあないでやんすか。


シンプルなのに至れり尽くせりでやんすね。


おっと、あそこでマーチェルが待ってるでやんす。

マ「お。もう済んだのか。早かったな。」

まあてれ~っと回っただけでやんすからね。
そして朗報があるでやんす!

マ「なんだ?」

ココでようやくタイムスケジュールに追いついたでやんすよ。
ココの出発予定時間が13:30。
そして今なんと!13:28!!
さあこの調子で突っ走るでやんすよ!!

マ「テメー誰のおかげと思ってやがんだ。」

さあ。さっきの道の駅の裏手から今度はコッチの道を走るでやんす。

マ「お!ココも自転車専用道路になってんのか。
  さすが狭い長崎と違って自転車にやさしい町だな。」

ポイントポイントには休憩用に東屋が設置されてるでやんすよ。

スケジュールに追いついたとはいえ
この先何があるか分からないでやんすから
休まずにスルーでやんすよ!!

マ「ちっ!マジでクソデヴひげマスタ~よりチャリ使い荒れぇな。」

そうこう言ってる間にさっきの県道300号線に合流したでやんすよ。


マ「防風林か?松ばっかり生えてるな。」


ココら辺帯は「さつき松原」と言われてるでやんす。

マ「ほう。日本白砂青松100選で幅約1km、長さ約5.5kmある
  サーフィンスポットとしても有名な『さつき松原』だな。
  福岡藩初代藩主の黒田長政が防風林として作らせた松原で
  その美しさから筑前八松原の筆頭松原と呼ばれているそうだな。」

マーチェルがうんちく垂れてる間に松原を抜けたでやんす!(13:50)

そして今度はこの織幡神社を目指すでやんすよ!

マ「まだ1.5kmも走らすんのかよ!」

ほらほら。海鳥の日向ぼっこでも見て癒されるでやんすよ。


オシャレな案内板も出てるでやんす。


ココら辺は鐘崎っていうんでやんすね。

この案内図によると~・・・

あの左手にあるこんもりしたトコ。
アレがどうやら織幡神社みたいでやんすね。

マ「こうしてみると何かえらく遠いな。」

そうでもないでやんすよ。
ホラ!もう着いた。(14:00)

マ「じゃ、俺はココで待ってるからな。」

よっしゃ。いざ参るでやんす!


って、階段上んなきゃなんないでやんすか~!

しょうがないでやんすね~。






To Be Continued          \\\







走れ!北斗の名のもとに・・(4)

←(3)はコチラ

ど、どどど、どうするでやんしょうか?

マ「どうするっつったって、もう人に聞くしかネーだろ。」

それがド平日の真っ昼間の住宅街なせいか
人っ子一人歩ってないでやんす。

マ「さすがにこのご時世、ピンポン押してご家庭に
  お尋ねするわけにもいかネーしな。」

しょうがない。
勘で住宅街を突き進みながらアレを探すでやんすよ!

マ「アレ?アレってなんだよ。」

ホラあの自治会とかそんなヤツの地域案内地図的なヤツでやんすよ。

マ「そんな都合よくあるかねぇ・・」

じっとしてても始まらないでやんす。
とにかく動くでやんすよ!

マ「あ~コイツ。山とかで無駄に遭難するタイプだな。」

・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・



マ「お!オイ見ろよ。あそこの壁になんかあるぞ!」

(※グーグルマップストリートビューより
  写真撮ってるゆとりなかったので・・)

でかした!コレコレ、コレでやんすよ!!

(※グーグルマップストリートビューより)

イメージしてたのと違って
なんかオシャレで小っちゃな地図でやんすが
コレで現在地が把握できたでやんす!!

マ「でたらめに進んできたと思ってたが
  あながち間違っちゃあいなかったな。」

そうでやんしょ~。
オイラの脳内マップの精度を称賛するでやんすよ!

マ「結果オーライなくせに調子イイな。」

車道に出るとホラ!案内が出てるでやんす!!


もうこれで迷わないでやんすよ~!!


案内の通り左折して、あとはこの川沿いに進むだけでやんすからね。

マ「この川は釣川(つりかわ)と言って河童伝説があるらしいな。
  なんでも ”まんが日本昔ばなし” にもなったほど有名みたいだぞ。」

お!とか言ってる間に宗像大社に近づいてきたでやんす。


マ「どんどん案内が詳細になってきたな。」


やっとこさ到着でやんす~。

マ「一時はどうなる事かと思ったぜ~。」

じゃ、オイラちょっくら見物してくるでやんすから
マーチェルはココで休憩してるでやんすよ。


いや~さすが世界遺産。
ド平日でも人が多いでやんすね~。


って思ったら、菊花展やってるでやんす。

プラス七五三シーズンで賑わってるんでやんすね。

じゃあオイラもIN!


ひゃぁ~荘厳。


相当規模のデカい神社でやんすね。


どこ見ても荘厳でやんす。


ココは宗像大社の中の辺津宮(へつぐう)と言って、
海(津)の近く(辺)にある宮という意味なんでやんすか。
あとこっから11km離れた海にある大島の中津宮(なかつぐう)
更に49km沖の沖ノ島の沖津宮(おきつぐう)まで合わせて
宗像大社となってるんでやんすね。

スケールデカすぎでやんす。


歩ってるといろんなトコで何か祀られてるでやんすね。

なんでも本殿の周りに24社121の神様が
祀られてるらしいでやんす。

お!この道の先がなんか開けてるっぽいでやんすよ。


ひゃあ、長崎じゃあとても考えられないほど贅沢に地面使ってるでやんす。

あの奇妙な物体は一体何でやんしょ?

なんかジブリ的なサムシングでやんしょーか?

「できるかな」のゴン太くんぽくもあるでやんすね。

なになに・・「わらくじら」。。。


口から入って、この尻から出る胎内巡りができるらしいでやんす。

ま、オイラは別に巡りはしないでやんすけど。

ところでオイラはどうやら裏手の方から入ってきたみたいでやんす。


この辺りが正式な表参道でやんすね。


向こうに見える鳥居もデカいでやんすね。


左手に見える建物が「海の道むなかた館」でやんすかね。

宗像大社に関する様々な情報が見れるらしいでやんすが
今のオイラには一刻の猶予もないでやんすから。

(ちなみに時計を持ってないので日記を書くときはいつも
 撮った写真の時刻情報を頼りにしてますが、
 慣れない写メデータの扱いで時刻情報が書き換わったので
 記事中の時刻はほとんど分かりません)


つーわけでそろそろ戻るでやんす。


マ「お!どうだったんだ?世界遺産っちゅうやつは。」

まあまあでやんしたよ。
それよりもオイラにはコレから大事な使命が残されてるでやんすから
とっとと出発するでやんすよ!

マ「だから一体何だっツーんだよ。その使命ってのは。」

おいおい明らかになるでやんすよ!







To Be Continued          \\\


ココまでのルート(青線:予定ルート / 赤線:予定から外れて通ったルート)





走れ!北斗の名のもとに・・(3)

←(2)はコチラ


マ「で、今度はどこへ向かうんだ?」

今度はココの脇の宗像篠栗線とかいう道を進んでもらうでやんす!

目的地までの道中にある宗像大社に寄ってくでやんすよ!

マ「おいおい。世界遺産なのについでに寄るだけかよ。
  テメーは一体何を目指しているんだ?」

それは行ってからのお楽しみでやんす。
それにのっけから時間押してるでやんすから
のんびりしている暇はないでやんすよ。
レッツ・ラ・ゴー=3(11:18)

マ「ヤレヤレ。押してんのはテメーのせいじゃネーか・・」

しかし路側帯が狭い割にはかなり交通量の多い道でやんすね。

マ「一般車も多いが輸送トラックもデカいのがバンバン走ってやがんな。

  ・・・それはそうと、この道ずいぶんと上ってるじゃあネーか!

まあ山削ってできた切通みたいでやんすからね。
しょうがないでやんすよ。

マ「いやいや、長崎でもさんざ坂上らされてんのに
  こんな福岡くんだりまで来てまた坂かよ!!」

だ~いじょうぶ!
長崎の坂で鍛えたマーチェル君ならどうってことないでやんすよ。
それにホラ、もう目の前が頂上でやんすよ!(たぶん)

マ「おい!今小さく ”たぶん” って言わなかったか?」

お!早速宗像市にIN!でやんすよ。


そしてほーら!そしてほーら!!もう下りでやんす。(11:20)

たったの2分間の上りでやんしたね。

マ「もう上りはネーんだろうな?」

安心するでやんす。
オイラが一週間かけて頭に叩き込んだグーグルマップによれば
もうコレ以上の坂はないでやんす。
さすが犬も歩けば坂に当たる長崎とは違うでやんすね。

マ「よーし!じゃあトばすぜ~=3」
・・・・・・
・・・・
・・・
・・



ス、ストープ!ストープでやんす!!

マ「な、なんだよ。人が気持ちよく下ってたっツーのに。
  まだ1分くらいしか経ってネーぜ。」

デ、デジカメがフリーズしてしまったでやんす~!!

マ「な、なんだよ。デジカメがフリーズって。
  初めて聞くワードだぞ!」

いやいや、言葉通りでやんすよ。
電源は入ってるでやんすけど、どのボタン押しても
ウンともスンとも言わない上に、
もはや電源を切る事すらできなくなってるでやんす~!!

マ「一体どんだけボロカメラなんだよ!」

いやいや、コレ実は新品でやんすよ。
前のデジカメが壊れたからマスタ~が買った新品でやんす。
クッソぉ~!あのブサンボマスタ~め~。
ケチってこんなちゃちぃカメラ買いやがって~!!
どーすんでやんすか。
コレから始まる偉大なる旅路の記録を~!!!
おい!おいったらおい!!
何とか言うでやんすよ~~~!!!!!

マ「ダメだな。もう何も言わネーな。諦めろ。
  諦めてそのプリペイド携帯で写メればイーじゃネーか。」

ぐむぅ~。。。
仕方ないでやんすね。
確かにこうしてる間にもどんどん時間をロスしてってるでやんすし
使い勝手が悪いでやんすが写メっていくしかないでやんす。

あれ?なんかちゃちぃデジカメよりキレイに撮れるでやんす。

マ「かえってヨカッタじゃネーか。じゃ、とばすぜ=3」

お〜!さすが「下りのマーチェル」と言われるだけあって
あっという間に市街地まで下りてきたでやんす。

マ「言われたことネーよ!しかしようやく人気のあるとこまで来たなぁ。」

ココは原町(はるまち)っていうトコらしいでやんすね。

マ「ほう。長崎街道と並ぶ江戸時代の主要街道だな。」

江戸、明治、大正時代の建物も整備保存されてて
風情のある街並みなんでやんすね。

マ「だがゆっくり街並みを眺めてる時間はネーぜ。」

残念でやんすがさっさと行くでやんす!

・・お!こっちのモールにはジャパネットスタジアムにも入った
フードウェイがあるでやんすよ!

マ「本拠地福岡を中心に全国展開しているスーパーだな。」

同じく福岡のトライアルも全国展開中でやんすもんね。
やっぱ福岡はスゴイでやんすね。

お!こっちには負けじと濱かつがあるでやんす。

マ「ごはんのお替り無料だから米の高騰でたいへんだろうな」

・・・と、賑わってた国道3号線を突き抜けると
これまたクッソのどかな景色が続くでやんすね。


あそこに何やらそそられる建物があるでやんす!

マ「宗像ユリックスといって、コンサートホールからパットゴルフまで
  色んなレジャー施設が揃った複合文化施設なんだと。」

へぇ~・・・

マ「・・・って、寄らネーぞ。」

じゃ、じゃあせめて前を通るだけでも。

マ「おいおい、予定していたコースから外れてしまうじゃあネーか。」

大丈夫でやんす。オイラの脳内に叩き込まれたマップによれば、
コッチからでもロスなく行けるでやんす。

それに11月とはいえまだまだ日差しがきついでやんすからね。
この変わった歩道橋のたもとで少し休むでやんすよ。

マ「座れるようにデザインしてあんのか。」

よ~し。じゃあ再び進むでやんす!

マ「ホントに大丈夫なんだローな。」

ダイジョーブでやんす。ホラ変わった雲が広がってるでやんすよ。

マ「群馬名物のひもかわうどんみたいだな。。。」

・・・・・
・・・・
・・・
・・



マ「ずいぶん進んだけど、なんか入り組んだ住宅街に来ちまったぜ。
  ちゃんと道を把握してるんだローな!」


・・・・・。

マ「おい!何黙ってんだよ。」

どうやら道に迷ってしまったでやんす・・・。

マ「テメー、さっきの威勢はどうしやがった。
  大丈夫って言ってたじゃネーか!!」

いや~、あのひもかわうどん雲を目印にしてたら
オイラ達がドコにいるか分かんなくなっちゃったでやんすよ。

マ「ふ、ふふふ、ふざけんな~!!!」





To Be Continued          \\\





走れ!北斗の名のもとに・・(2)

←(1)はコチラ


ふ~=3=3=3

ようやく着いたでやんす!(11:00)
ほら見るでやんす。

マ「なんだよ。どこにでもある招き猫じゃあネーか。」

チッチッチッチ。
コレは「宮若追い出しねこ」と言って、
反対側には災いを追い出すねこが
表裏一体となってるでやんすよ!
そう!まさに北斗神拳と南斗聖拳のごとく!


ホラ!こっちが追い出しねこ。

マ「ま、別にドーデもイーけど追い出す方を
  道路側にした方がなんかしっくりこネーか?」

きっと風水的な何かがあるのでやんすよ。

じゃ、オイラはお参りしてくるでやんすから
ソコで待ってるでやんすよ。

マ「お、おう。」

おっと。
駐車場の横にはこんな顔ハメパネルがあるでやんす。


となるとオイラもハメとかねば!



ソリャ~=3


道路沿いには本物のバス停もあるでやんす。


コレならバスを待つのも楽しいでやんすね。


中には追い出しねこ様とお賽銭箱。

オイラもお賽銭入れて・・

ニャンマンダブ~・・


裏面にもニャンマンダブ~・・・


追い出しねこの由来もあるでやんす。(詳しくはコチラ

なになに・・西福寺の和尚さんの飼いねこが大勢の仲間と共に
近隣を荒らす大ネズミを退治したけどその戦いでみんな死んでしまったので
和尚さんが供養したのが由来でやんすか。
和やかな見た目と裏腹にずいぶんと壮絶なコトやってたでやんすね。

命を賭して戦った先輩方は尊敬するでやんすが・・
人間ももちっとがんばれや!と思うのはオイラだけでやんすかね。。。
(特に和尚さん、布団の中で怯えてる場合じゃあないでやんすよ)

お参りも済んだので、ねこバス停を出て進んでいくと・・


猫の細道とやらがあるでやんす。


行ってみるでやんす!


猫の家?


ああ。アレでやんすか。


ニャンマンダブ~=3


まだ先があるでやんすかね?


おっと、あんなところにも。


さすがねこでやんす。こんな狭いトコでも悠々としてるでやんす。

ニャンマンダブ~=3=3

まだ先があるでやんすか?


・・と思ったら行き止まりでやんす。


マ「おう!早かったな。どうだった?」

なかなか見応えがあったでやんすよ!

お参りもしたし、いよいよこっからが今回の旅のスタートでやんすよ!

マ「おい!やっとかよ。もう11時17分やぞ!!」

に、にゃんでやんすと~!!
オイラの綿密な計画からすると
ココは10時半に出る予定でやんしたのに~。

マ「いや、着いたのが11時だったし。
  テメーの計画初っ端からグダグダじゃあネーか。
  ホントに周って帰れるんだろーな?」

ココはそれこそマーチェル君の足にかかってるでやんすよ。
とりあえずがんばって47分の遅れを取り戻すでやんす!

マ「テんメぇー、ふざけやがって・・・」




To Be Continued          \\\


ココまでのルート(青線:予定ルート / 赤線:予定から外れて通ったルート)




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