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あかねやん国。

大したコトない日常を割と感動的につづります

カテゴリー「山歩き」の記事一覧

猪見岳〜稗ノ岳(2)

←(1)はコチラ


つーわけで意気揚々と下り始めたN島さんと僕。(11:20)


今まで登った山と比べると結構間隔が広い気もするけど、
一応目印テープを見失わずに下れてる。

コレならすんなり下れそうだぞ。

とか思ってたらなんと!
またもや目印テープが見当たらなくなってしまった〜!!

しばらくN島さんと手分けして探してみたけど
やはり見当たらない。

なんちゅうことだ!
しょうがないのでまた勘を頼りに下ることに。(11:39)

もちろん下りながらも目印テープにも目を光らせてはいたけど、
ちっとも見当たらない。
おそらくもう既にコースを外れてしまってるのだろう。

とか思いながら下っていくと・・・

小さな渓流に出た。(11:54)

まあコレに沿って下っていけば間違いないだろう。

更に下っていくと〜・・・

やっとこさ道路に出た〜=3


結局最初の登山口からこの道路のつづら折り2つ分下に出てきてしまった。

登り(赤)は東に降りすぎて、下り(青)は西に降りすぎてしまったようだ。

一体本当のルートはどこだったんですかね?

N「まあ面白くもなかったし、もう二度と来ないだろうから
  もういいよ。気は済んだ。それよりうまいうどん屋があるから
  そこで昼飯にしよう!」

お!そういえばちょうど12時。
行きましょう行きましょう=3

つーわけでとっとと車まで戻り
うどん屋へGO!

なんでもN島さんが定年するまでのおよそ10年間、
ほぼ毎日会社帰りに寄ってたうどん屋なのだそうだ。

ちょうど来る時に通った隠川内への入り口にある。

早速入ってみると・・

ひゃあ〜=3
お昼どきとはいえ、平日でコロナ中にもかかわらず
大賑わいだ。

セルフでトッピング等を取ってレジでうどんを注文すると
茹でてくれるシステムだ。
(↑茹でたてを食べてもらうためだそうだ)

N島さんはシンプルにざるうどんを注文されてた。
(同じ値段で2玉まで食べれるので)

僕は肉ぶっかけうどん(1玉)を注文。

しばらくすると・・・キタキタキタ〜=3

さすがN島さんは目の前にうどんが置かれると同時に
もううどんが口に入り始めるという手際の良さだ。
ちょうど1秒もロスが許されないフードファイターのように。
もちろん別に急いでるわけでもないのだけど、
N島さんはそれが自然体で身についておられるのだ。

そして、ほとんど噛まずにどんどん飲み込んでいかれる。
かつて「ひらけポンキッキ」というテレビ番組で
「パタパタママ」という歌が流れていたが、
その時のママがスパゲッティを口にスルスル流し込んでいく
あの映像を思い浮かべていただけばほぼ間違いないだろう。
(参考画像)

(うどんに限らずごはんでもなんでもかんでもこの調子なところも酷似している)

もちろん僕もそれは十分承知だ。
当然食べる前から遅れは取るまいと心構えはしていた。
していたのだが、いや、していたのにもかかわらず・・

〜何を言っているのかわからないとは思うけど
 今起こったことをありのままに言うと〜

僕が肉ぶっかけうどん(1玉)を3分の1ほど食べ終えるころには
もうN島さんのうどんは跡形もなく消えてしまっていたのだ〜!!!

そして当の本人は何事もなかったかのように水を飲みながら
僕が食べ終えるのを待っておられるのだ〜!

戦慄が走るほどの早業だ。
おそらくこの量限定ならば
一流のフードファイターをも
凌ぐレベルではないだろうか?

僕もフガフガがんばってようやく食べ終えた。

あまりのプレッシャーに味わうことが疎かなってしまったが、
いやうまかった。
長崎で初めて讃岐うどん食べた〜=3
という満足感で満たされたもんね。

今度は一人で来てゆっくり味わおう。
そう密かに誓ったほどだ。

N「よしじゃあ腹ごなしに稗ノ岳にでも行ってみるか!」



To Be Continued         \\\








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猪見岳〜稗ノ岳(1)

ひゃあ〜=3


市役所の新築工事もだいぶん進んできたなぁ。


なんで2021年4月15日(木)の朝8:55に
こんなトコでクレーンなんか眺めてるのかというと・・・

先日N島さんから
N「ちょっと気になってたルートを探したいんだけど
  付き合ってくれないか?」
と山のルート探しの手伝い依頼がきたので
ココでいつものごとく9時に待ち合わせしてるからだ〜=3

とか言ってるうちにN島さんもほぼ9時ピッタリに登場!

車の中で説明を聞くと・・・
N「長与の猪見岳(ししみだけ)という山なんだけど、
  この前山歩きツアーで琴ノ尾岳から登った時に
  頂上から南に降りるルートがあったんだよ。
  その時は単独行動するわけにいかないから
  調べなかったんだけど、どこへ降りるのか気になってね。」

つーわけで現地までの車中。
あからじめタブレットにダウンロードしてきた
猪見岳周辺の地図を見てみると・・

N島さんが気にしてると思しきルートが一応載ってた。


平木場郷の隠川内(かくしごうち)という集落から
車で林道を登るとかなり近くまで行けるようだ。

車を停めれそうなところを探しながら
途中登り口も確認しつつ、
行き止まりまで行ったけど、
イマイチ良き場所が見当たらなかったので、
登り口からちょっと下の小さな渓流の小橋に駐車!(10:02)

林道をテクテク歩って〜・・・


登り口へ到着。
さあいざ登ったるぜ〜=3(10:17)


と、意気込んだのはいいんだけど、
あまり誰も登ってないのか、目印テープがあんまりない。


次のテープを探して立ち止まっていると・・・

上の方から「ゴゴッ!ゴトゴトゴトッ!!」
と岩が転がるような音が響いてきた。

とっさに身構えて上を見ると・・・

な、なんと〜!!
岩じゃあなく、デカいイノシシだ〜!!
山で初めてイノシシに出くわした!
僕らから20mほど右上の岩場から
こっちを見下ろしている。

ヤベ〜ヤベ〜。

目を合わさないようにして
じっとしていると右手上方の山の中へ去っていってくれた。

いや〜=3
怖かったなぁ。
イノシシってあんな音させて動くんだ。
(蹄が岩に当たる音だったのかな?)

・・しかしさすが猪見岳。
その名に違わず早速イノシシ見れるとは・・・。

一応僕らが目指してるルートは逆の方へ行ったので
多分遭わずには済むだろう。
いや、遭いませんように〜!!

と、気を取り直して登るんだけど、
ホントにテープが見当たらない。
途中からはもうN島さんの勘で
もはや道でもない山肌をよじ登り、
なんとか稜線まで辿り着いた。(10:42)


・・とはいえ。

木が鬱蒼と生い茂ってるので景色も見えない。
山頂の標を探して東の方へ進むけどナニも見当たらない。
とうとう隣の山への登山道に入り込みそうになってしまった。

N「おかしい。なんで山頂がないんだ?」

とりあえず現在地を確認しましょう。
(N島さんの)スマホのGPSはどうなってんですか?


N「アレッ?!思ってたのと逆の方へ来てしまってる!」


僕は山頂の場所知らないので特に違和感なかったんだけど、
山頂知ってるN島さんは稜線まで登り上がって
左に行ってるつもりだったのだそうだ。


GPS見れば一目瞭然なのにどうしてそう思われたのか?

ちと不安感を感じつつも、
じゃあ西へ戻りましょう。

と、もと来た道を引き返す事に。(10:56)

で、しばらく進むと・・・


ヤッタ〜=3 山頂の標だ〜!!(11:12)

・・しかし、明らかに一番高いところではないのに
なんでこんなトコが頂上なんだろう?

無駄に謎を増やしつつも
これでN島さんのルート探索もあっけなく終わってしまった。

標のそばには今までじぇんじぇん見当たらなかった
目印テープも発見したので、こっから下ってくぜ〜!!(11:15)
(↑前回このテープを見てこのルートが気になったのだそうだ)




 
To Be Continued                 \\\



十郎岳〜岳(終)

←(4)はコチラ


N「実はこの前、「岳」という集落から稲佐山に登り
  グルっと周って降りてくるツアーに参加したんだけど、
  その岳からの眺めが抜群にヨカッタんだよ。
  いや〜、稲佐山にあんなトコがあったなんて知らなかったなぁ。」
 (※N島さんは山の会の山歩きツアーにもよく参加されてるのだ)

はは〜ん。
今からそこに行こうってんですね。
いいですよ!

N「いや、ところが。あん時はただついていっただけだったから
  どう行ったかあまり覚えてないんだよ。
  だからこれから車で道を探しにいきたいんだよ。」

あ、そういう事ですか。
大丈夫ですよ。

N「じゃあもうココには戻ってこないから、
  自転車は車に載せていこう。」

わ〜=3 さすがマーチ。余裕で載るね。


なんでもN島さんの話では
小江原のエレナの裏ら辺に車で行ける道があるのだそうだけど・・・

確かにエレナの裏に道があった。
霊園に行くための道だ。

とりあえずその道に入り
霊園を通過して更に進んでいくと
ほとんど車も通らないような狭い山道になった。

ガードレールもないので下手に踏み外すと
転落してしまうような道だ。
おまけにいたる所にこぶし大の石がゴロゴロしてる。

・・・こ、これは〜。

以前N島さんと散々な目にあった
通称 ”井樋ノ尾岳クライシス” が脳裏によぎる。

あの時もN島さんの車でこんな山道を進んでたんだけど
N島さん、なぜかゴリゴリスピード出すもんだから
車の底面をしこたま石にぶつけて
エンジンポンプを破損してしまったのだ。
(修理代がえらいかかったそうだ)

N島さんも同じことを思い出したようだ。
さすがに今回ばかりは慎重に運転されてた。

とはいえ、この道で合ってんのだろうか?
道はどんどん狭くなりもうUターンできそうもない。

一応僕がカーナビのマップ担当なんだけど
どう見てもこの道の先に何かしらの集落があるようにはみえない。

行き止まりになった先から更にしばらく行くと
なんか集落っぽいのが見えるんだけど・・・。

一応そこ目指して恐る恐る進んで行くと、
途中で今進んでる道を横切る山道を発見!

車から降りてよく確認してみると・・・

N「この山道だよ。確かあの時通ったのは。
  しかしコレは車は入らんもんなぁ。」

一体N島さんはどうしたいのかイマイチピンとこないのだけど、
その岳という集落に車で辿り着きたいらしい。
とはいえ、この山道の先にあるのなら車では無理だ。

結局そこからちょっと先まで進んだところで
路肩が広くなってたので、Uターンしてエレナまで戻った。

ちなみにあとから地図見て確認したら
僕が見ていた行き止まりの先の集落は
城山台だった。
でもってその行き止まりは、
半年前に長崎ぶらぶら食べ歩きで通った
稲佐山への入り口がある林道
だったのだ〜!

アブネー。
あのままがんばって進んでも何も得られないトコだった。

つーわけで改めて岳を探すことに。
一応カーナビで検索もしてはみたのだけど
さすがにそこまではカバーされてなかった。
ただ、N島さんのおぼろげな記憶から
”ゴルフ場” というワードが出てきた。
それなら海沿いを福田に向かって行く途中に
看板を見た記憶(20年以上前の記憶だけど)
があるので、それを探しに行ってみることになった。

で、行ってみるとゴルフ場の看板のある脇道があったので
そっから上っていき、ゴルフ場の前をスルーしていくと・・

N「あ〜!ココだココだ!!」

ちょっと進むと右手に教会とマリア様。
ココが目指した岳のようだ。

そんな閑静な集落の細い道を
ズケズケと不躾に車で進み、
行き止まりまで来た。

で、車から降りてみると、いい眺めだ〜!


伊王島大橋もよく見えるよ。


N「この前はココを下から登ってきたんだよ。
  もう一つマリア像があるから見にいってみよう。」

細い坂道を下って山側に折れて進むと・・・

わ〜、ホントだ〜。
立派なマリア像が立ってる。

(このマリア様の後ろの道から稲佐山に登ったのだそうだ)

こんな斜面地の小さな集落にマリア像が2体も。
(N島さんの話だともう1体どっかで見たらしいけど)

帰ってから調べてみたら
明治後半に外海のキリシタン信徒が入植した地で
かつては遠藤周作も訪れたのだそうだ。


しかも更に。
後日その話をうちの常連さんにしたら、
なんとその常連さんのご実家なのだそうだ。

ひゃ〜=3
ホント世間って狭いなぁ。

つーわけで、N島さんも満足したので
この後岩見町のミスターマックスで
マーチと共に降ろしてもらい、
買い物して帰ってきた。

なかなか盛りだくさんな一日だったなぁ。


おちまい


↓今回行った場所の位置関係

たぶんN島さんはマリア像の後ろの道からゴルフ場へ上がり
あの林道へ出て、そっから以前歩った道を登って稲佐山へ
辿り着いたのではないだろうか?













十郎岳〜岳(4)

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おにぎりも食べたし普賢岳も見れたし。
色々満たされたのでそろそろ降りますか!(12:45)

帰りは車道まで降りて戻ろうということで、
以前も何度か使った石段から降り、分岐点まで来た。
今までは真っすぐ行って北高の上ら辺に出るか、
チョット先を左折して西町新道登山口に降りてたんだけど・・・

今回は右だな。
通るのも初めてだ。

少し進むと林道になった。


そして道標が。

浦上じゃあなくて上浦町ってのもあるんだ。
どうやら岩屋山と式見ダムの間ら辺帯の町らしい。
(来る時横切った林道を北に進んだトコ)
知らなかった〜。

あ。つーことは。
この林道って来る時横切った林道に続いてるのかな?
ま、そこまでは行かないけど。

とりあえずそのまま林道を進んでいくと・・・


下へ降りる脇道が!

林間歩道ってなってる。

降りてみると下の林道に出た。


更にまた下への脇道を降りると・・・

Oh!次の林道に出た。

この林間歩道ってのは、林道を縫うように走ってる
ワープゾーン的なものなのだな。

こりゃ便利だ。

そしてこっからはもう林道を歩って降りていくことに。
 

しばらく下ってると神社が現れた。


なんと、ココも岩屋神社!

頂上挟んで反対側にある虹が丘の岩屋神社と同じなのだろうか?

とか思ってる間にとうとう山を抜けた。

右手の建物は警察学校だ。

そっから車道へ。(13:21)

ほんの4時間半前はココをヒィヒィ言いながら
自転車こいでたんだなぁ。
すんごい遠い昔に感じるよ。


そんなこんなで警察学校から約30分かかって(←意外にかかった)
柿泊運動公園に到着〜!(13:58)

改めて十郎岳を眺めてみると・・・

ひぇ〜=3 あんなトコだったんだなぁ。

(ちょうど2人ほど登ってた)

つーわけで、今回のルート。


N「よしじゃあまだ時間も早いし、ちょっと相談なんだが・・・」





To Be Continued           \\\





十郎岳~岳(3)

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さてさて。
ドローンフライトも終え、満足したところで・・・。

せっかくココまで来たのだから、岩屋山にも登っていかねばもったいないだろう。

つーわけで。
さっきの岩屋山への案内板から東へGO!(11:16)


ちょっと岩がゴロゴロしてるけど・・・


そこを越えると後はほとんど障害物なし。

めっちゃ歩きやすくて気持ちのいい尾根だ。
適度な広さもあるのでちょっとしたキャンプとかも出来そう。

と思ったら・・ひゃ~=3
木が倒れてる。


コレもこの前の台風の仕業だろうなぁ。


更に進むと、なんじゃこの木は~!!

3つに分かれた幹がそのまま一緒に伸びてる~。

不思議だなぁ。

周りに邪魔するものもなさそうなのに、
広がらずにこんな風に育つなんて。。。

そんなこんなでさほど上り下りもなく、


森林浴気分で気持ち良く歩けるこの道。


今まで歩った中でダントツに歩き易い道だ。
N島さんもコレはイイ道だと喜んでおられた。


ルンルン気分でしばらく進むと・・・
かなり広い林道に出た!(12:04)

N「この林道はドコに出るやつかな?ちょっと気になるけどまた今度来てみよう。」

そのまま林道を横切って正面の登山道へ!


こっからちょっと斜度が上がる。


登り上がってまたしばらく緩やか道を歩ってると
左手に岩屋山本体への登山道が。(12:12)

積まれたケルンが目印だ。

そっからほぼ真っすぐ突き上げていくと・・


岩屋山の尾根に到着〜!(12:18)


この辺は何度か通ってるからもう安心。


紅葉もすっかり色づいてるぜ〜=3


紅葉を見ながら更に進んで・・・


着いた〜!頂上だ〜!!(12:27)


相変わらず頂上は平日でも人が多いなぁ。

僕らもココでもぐもぐタイム。
N島さんも持ってきた弁当を食べ、
僕も今朝食べきれなかったおにぎりをパクリ=3

相変わらずN島さんは食べるのが早い。
まあまあのボリュームの弁当だけど、
僕がおにぎり1個アグアグと食べてる間に、
ほとんど噛まずに飲み込んでいかれる。
2分かからずにもぐもぐタイム終了だ。

何度見ても畏怖の念を抱かずにはいられない
その食べ姿を横目に
秋晴れの気持ちのいい景色をしばらく眺めていると・・・

東南東に見えるアレは・・・!!


雲仙普賢岳じゃあないか〜!

ひょえ~=3
こっから見れるって思ってもなかったから
今まで意識してなかったけど、
見れちゃうんだなぁ。
ビックリビックリ!

しかも頂上にポコっと突き出てるのは
平成新山じゃあなかろうか?
条件が良いとこんなによく見えるんだ。

いや〜、すんごい得した気分だよ。




To Be Continued                 \\\

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