あかねやん国。
大したコトない日常を割と感動的につづります
カテゴリー「山歩き」の記事一覧
- 2025.10.24
4年半ぶりに逆から回ってみよう!(後編)
- 2025.09.24
4年半ぶりに逆から回ってみよう!(前編)
- 2022.08.05
哲学の森を歩ってみよう!(終)
- 2022.07.27
哲学の森を歩ってみよう!(3)
- 2022.07.13
哲学の森を歩ってみよう!(2)
4年半ぶりに逆から回ってみよう!(後編)
- 2025/10/24 (Fri)
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←(前編)はコチラ
ふぅ=3
お腹も膨れたし下りるとするか!
階段状にデカい岩が配置してあって足場は悪くないんだけど、
凸凹が不規則だからウッカリ足を挫かないよう用心して下りねば!
(真っ直ぐ下りる道だから結構急だし)
ギクシャクしながらなんとか中腹まで下りてきたぞ。
前回来た時はココから横道を歩ってったはず!
(逆回りをするつもりだったからホントは
ココから頂上へ行くはずだったんだけど・・)
で、しばらく進んでいくと・・・アレッ?!
こ、ここは〜!?
登ってきたときに「600m先行き止まり」と書いてあった
Bコースじゃあないか〜!!!
くそう〜。あの文言は車に対してのものだったのか〜!
・・ま、いいや。
さてさて。
つーわけで今度は最初登ってきた林間歩道(左)を横目に進んでいこう!
よーし着いた!
前回N島さんと下りてきた十郎岳からの接続道だ。
こっから十郎岳に向かうぞ〜!!
しばらくはなだらかな尾根道だ。
ただ、途中スレ〜っと北の麓へ道が分かれてるので
うっかり下りていかないように気をつけねばならない。
(実際うっかり下りてたので途中から斜面を這い上がった)
先へ進むにつれて巨石だらけに・・。
歩ってて疑問に感じるんだけど、この巨石群。

一体どうやってできたのだろう?
どう見ても元々の岩山の岩肌ではないように見える。
なんか空からドスンドスンと落ちてきたような
散らばり(または重なり)具合だ。
長崎県の火山と言えば雲仙岳か五島の福江火山群だけど、
100万年ほど前にはこの長崎市にも1500m級の
長崎火山というものがあったらしいのだ。
(インターネットで調べてもあまり情報は見つけれなかったけど)
確かに長崎市の地形を見ると
浦上水源池を取り囲むように数々の山が連なっている。
そして稲佐山から長与町にかけては、
ふくの湯、道の尾温泉、ゆりの温泉、喜道庵といった温泉もある。
もしかしたら浦上水源池辺りが火山の中心で
大昔の大噴火により山本体は吹っ飛んでしまい、
周囲の山々はその残骸なのではないだろうか?
だとするならばこの尾根の巨石群もその噴火で
落ちてきたものなのかも・・。
とか色々考えながら歩ってると、ようやく案内板が!
更に先へ進むと・・・
ひゃあ〜久しぶり。

十郎岳だ!
でも前回来たときこんなキレイな標識あったかな?
裏を見ると2021年4月に設置されてた。
僕らが登ったのは2020年12月10日(木)だから
その後設置されたのだね。
いや〜しかし、相変わらずいい眺めだなぁ。
何度見てもマタンキがソワソワするよ。
(前回はココでドローンを飛ばした)
つーわけで、なんとかかんとか
おおよそ逆から回り終えたので帰るとしますか。
マーチェルの待つベネックス総合運動公園が見えてきた。
そういえば前科来た時も思ったけどこの登山口、
なんで入り口に溝があるんだろ?
足挫きそうなんだけど・・・。
コチラから入る時は用心せねば。
つーわけで、およそ3時間45分ぶりに戻ってきたぜ~。
お待たせ!マーチェル。
マ「何やってたんだよ。4時間近くも日ざらしで
熱中症になるトコだったじゃあネーか。」
まあまあ。じゃあ行きますか!
マ「お!今度は来た道じゃあネートコから帰るんだな。」
コッチの方がいくらか上りが少ないからね。
マ「ひゃあ~=3 ソーラーパネル!見てるだけで暑くなるぜ~!!」
そんな時は・・・ほら!
涼しいトンネルを通ってごらん!
マ「はぁ~はぁ~=3 トンネルの中、
地味に上りだったから余計疲れたじゃあネーか。」
まあまあ。
この先またちょっと上るからガンバッテ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
・
マ「はぁ~ぶはぁ~ばはぁ~=3=3=3
テ、テメ~イカれてやがんのか!
ちょっとどころの坂じゃあネーじゃネーか!
4年ぶりにこんなトコまで上らせやがって!!」
お疲れお疲れ~。
じゃあココでユックリ休んでてくれよ。
僕もふくの湯に入ってくるから!!♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
・
ふぅ~=3
いい湯だった。
マ「2時間20分も待たせやがって~!
テメーがゆた~っとしてる間に
周りのバイク全~んぶ帰っちまったぞ。」
いや~、あまりにも久々だったからじっくり楽しんできたよ。
でもアレだね。なんか設備がボロくなってたよ。
アチコチ老朽化してるのに修理もせず壊れたまま
ダマしダマし使ってるトコがいくつもあったよ。
マ「なんだよ。儲かってネーのか?」
いや、ど平日の昼間なのにお客さんは結構多かったけどね。
もしかしたら近いうちに大改修する予定でもあるのかな?
マ「それかどっかに売り渡すのかもな。
最近は土地だけじゃあなくこういった施設も
外国人が積極的に買ってるらしいからな。」
よし、じゃあ帰ろうかね。
あとは全て下り坂だからヨロピク!
マ「たく、しょうがネーなー=3」
おちまい
今回の経路(赤線:自転車 青線:徒歩)
ふぅ=3
お腹も膨れたし下りるとするか!
階段状にデカい岩が配置してあって足場は悪くないんだけど、
凸凹が不規則だからウッカリ足を挫かないよう用心して下りねば!
(真っ直ぐ下りる道だから結構急だし)
ギクシャクしながらなんとか中腹まで下りてきたぞ。
前回来た時はココから横道を歩ってったはず!
(逆回りをするつもりだったからホントは
ココから頂上へ行くはずだったんだけど・・)
で、しばらく進んでいくと・・・アレッ?!
こ、ここは〜!?
登ってきたときに「600m先行き止まり」と書いてあった
Bコースじゃあないか〜!!!
くそう〜。あの文言は車に対してのものだったのか〜!
・・ま、いいや。
さてさて。
つーわけで今度は最初登ってきた林間歩道(左)を横目に進んでいこう!
よーし着いた!
前回N島さんと下りてきた十郎岳からの接続道だ。
こっから十郎岳に向かうぞ〜!!
しばらくはなだらかな尾根道だ。
ただ、途中スレ〜っと北の麓へ道が分かれてるので
うっかり下りていかないように気をつけねばならない。
(実際うっかり下りてたので途中から斜面を這い上がった)
先へ進むにつれて巨石だらけに・・。
歩ってて疑問に感じるんだけど、この巨石群。
一体どうやってできたのだろう?
どう見ても元々の岩山の岩肌ではないように見える。
なんか空からドスンドスンと落ちてきたような
散らばり(または重なり)具合だ。
長崎県の火山と言えば雲仙岳か五島の福江火山群だけど、
100万年ほど前にはこの長崎市にも1500m級の
長崎火山というものがあったらしいのだ。
(インターネットで調べてもあまり情報は見つけれなかったけど)
確かに長崎市の地形を見ると
浦上水源池を取り囲むように数々の山が連なっている。
そして稲佐山から長与町にかけては、
ふくの湯、道の尾温泉、ゆりの温泉、喜道庵といった温泉もある。
もしかしたら浦上水源池辺りが火山の中心で
大昔の大噴火により山本体は吹っ飛んでしまい、
周囲の山々はその残骸なのではないだろうか?
だとするならばこの尾根の巨石群もその噴火で
落ちてきたものなのかも・・。
とか色々考えながら歩ってると、ようやく案内板が!
更に先へ進むと・・・
ひゃあ〜久しぶり。
十郎岳だ!
でも前回来たときこんなキレイな標識あったかな?
裏を見ると2021年4月に設置されてた。
僕らが登ったのは2020年12月10日(木)だから
その後設置されたのだね。
いや〜しかし、相変わらずいい眺めだなぁ。
何度見てもマタンキがソワソワするよ。
(前回はココでドローンを飛ばした)
つーわけで、なんとかかんとか
おおよそ逆から回り終えたので帰るとしますか。
マーチェルの待つベネックス総合運動公園が見えてきた。
そういえば前科来た時も思ったけどこの登山口、
なんで入り口に溝があるんだろ?
足挫きそうなんだけど・・・。
コチラから入る時は用心せねば。
つーわけで、およそ3時間45分ぶりに戻ってきたぜ~。
お待たせ!マーチェル。
マ「何やってたんだよ。4時間近くも日ざらしで
熱中症になるトコだったじゃあネーか。」
まあまあ。じゃあ行きますか!
マ「お!今度は来た道じゃあネートコから帰るんだな。」
コッチの方がいくらか上りが少ないからね。
マ「ひゃあ~=3 ソーラーパネル!見てるだけで暑くなるぜ~!!」
そんな時は・・・ほら!
涼しいトンネルを通ってごらん!
マ「はぁ~はぁ~=3 トンネルの中、
地味に上りだったから余計疲れたじゃあネーか。」
まあまあ。
この先またちょっと上るからガンバッテ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
・
マ「はぁ~ぶはぁ~ばはぁ~=3=3=3
テ、テメ~イカれてやがんのか!
ちょっとどころの坂じゃあネーじゃネーか!
4年ぶりにこんなトコまで上らせやがって!!」
お疲れお疲れ~。
じゃあココでユックリ休んでてくれよ。
僕もふくの湯に入ってくるから!!♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
・
ふぅ~=3
いい湯だった。
マ「2時間20分も待たせやがって~!
テメーがゆた~っとしてる間に
周りのバイク全~んぶ帰っちまったぞ。」
いや~、あまりにも久々だったからじっくり楽しんできたよ。
でもアレだね。なんか設備がボロくなってたよ。
アチコチ老朽化してるのに修理もせず壊れたまま
ダマしダマし使ってるトコがいくつもあったよ。
マ「なんだよ。儲かってネーのか?」
いや、ど平日の昼間なのにお客さんは結構多かったけどね。
もしかしたら近いうちに大改修する予定でもあるのかな?
マ「それかどっかに売り渡すのかもな。
最近は土地だけじゃあなくこういった施設も
外国人が積極的に買ってるらしいからな。」
よし、じゃあ帰ろうかね。
あとは全て下り坂だからヨロピク!
マ「たく、しょうがネーなー=3」
おちまい
今回の経路(赤線:自転車 青線:徒歩)
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4年半ぶりに逆から回ってみよう!(前編)
- 2025/09/24 (Wed)
- 山歩き |
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う~んイイ天気!
マーチェル「おいおい。2025年7月2日の9時55分に
城栄町と青山町と若草町の町境の三叉路まで
来させやがって一体何すんだよ!」
今日はちょっと時間が出来たからピクニックさ!
天気もイイしね。
マ「なに!?ピクニックというとあの怪盗とんちんかんの正体を
知っていると言われた時のヤツか!」
いやそれはピクミッツね。
そうじゃあなくて、久々に岩屋山に行くのさ!
マ「なぁにぃ~!!?そんなしょうもないコトで
またこんな坂を上らせ腐りやがるのか~!!!」
まあまあ、イイじゃん。
岩屋山自体には徒歩で登るんだから麓までだよ。
それにこの坂は初代あかねやん号、先代あかねやん号マーチも上った
由緒ある坂なんだからガンバッテ!
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
・
マ「ひぃひぃ・・ふぅふぅ・・・お、おい!
もうずいぶん上ってきたけど、”麓” とやらは一体ドコだ?!」
もう一息もう一息。
あの警察学校過ぎたらあとは下りだからガンバッテ!
マ「なんだよ。結局坂のてっぺんまで越えちまったじゃあネ゙ーか!
大体麓ってのはもっと低いトコ指すんじゃあネ゙ーのか!!」
でもほらココの地名。

マ「”かどのお”〜?」
なんでも”角”は山や崖なんかを表したりするそうだし、
”尾”は端っこや麓を表したりもするそうだから
さしずめ「岩屋山の麓」って意味だろうから
この辺りも麓になるじゃん!
マ「・・なんかイマイチ納得いかネーな。
ところで今度は見慣れネー名前の公園が出てきたぞ。」
ココは以前「柿泊総合運動公園」っていってたんだけど、
なんかユーミンぐらいす・・とかなんとかで
マ「おいおい、ユーミン(荒井由実)をぐらい(佐賀弁でがっかり)
させてどーすんだよ!それを言うならネーミングライツだろ!」
そうそう。それそれ。
そのネーミングライツで諫早の企業の名前を冠するようになったのさ。

マ「ほぃ〜ん。」
さあ着いた!あとは歩ってくからココでゆっくり休んでてくれ。
マ「遭難すんなよ!」
さあ行くぞ〜=3
しかしココ歩くのってN島さんと来て以来だから
もう4年半にもなるのだなぁ。
前回は帰路でココを歩ったから今回は逆回り(往路)で行ってみよう!
ひゃ〜あちーあちー=3=3=3
この辺りは日当たり抜群の場所だなぁ。
右手の谷間なんか養蜂するのにスンゴイ良さそう。
あそこのファミマで飲料と食べ物を買っていこう。
丘の上にはバブリーなデザインのマンションがあるなぁ。
こんなトコに野菜の無人販売もあるけど
この暑さで煮えてやしないかな。
つーかココまで歩ってて車は通れども、人間には一人も出会わないぞ。
さすがにこう暑くちゃ外歩くのも大変なのかな?
長崎気象台の観測値でコノ日コノ時間の気温は31.1℃だから
この辺りはもっと暑いだろうし。。。
とか言ってる間に警察学校まで来た。
さあ、こっから岩屋山に突ニュー=3
山道に入ると少し涼しく感じるぜ~!!
前回N島さんと来た時は前を通っただけだった岩屋神社。

あの時の道の感じからするとこの神社から
上の道路に通り抜けられるんではないだろうか?
つーわけで、お邪魔しま~す。
中は簡素な造り。
特に整備されてるわけではない
なんとなく道っぽいところを
なんとなく上っていってみると・・
あ!やっぱり。
上の道路に出てきた!
更にそのまま道路を上っていくと・・
ココ、ココ!
前回はこっから下りてきたんだよね。
よーし上るぞ~!
上の道路が見えてきた!
さあ問題はココからだ。
前回は岩屋山から下ってきて途中から横道を進んできたら
ココにたどり着いたと記憶してるんだけど・・
なのでコレから進むべき道はBかCなはずだ。
でもってBはというと・・
600m先行止まりとの案内が。
ならばCを進むのみ!!
湧水が路肩を流れてて涼しげな道だ。
そしてなんか湧水(?)が入った大量のペットボトルが並べてある。
一体何に使う水なんだろう?
とか思いながら進んでてふと・・
う~ん。さっきから結構歩ってきてるんだけど、
前回来た時こんなに歩ったっけかな~?
しかもなんかビミョーに下ってるような。
もしかしてこのまま歩き続けるとウッカリ下山してしまうのでは?
とココまで来て不安になったのでまたさっきの分岐点まで引き返した。
で、もうウロウロせずにまっすぐ頂上目指そうというコトで
選択肢から外してたAを登ることにした!
う~ん。やっぱりココは今まで一度も通った記憶がないなぁ
と実感しながらえっちらおっちら登っていくと
更に上の横道にでたところで見覚えのあるものを発見!
このケルンは前回十郎岳から岩屋山に接続するところにあったものだ。
今回はこのケルンの向かって右側から来たけど、前回は左側から来たもんね。
つーわけで、前回とは逆回りの目論見とは裏腹に結局合流してしまったけど
無駄にウロウロするほど元気もない(腹減ってるし)のでこのまま登ることに!
えっほえっほえっほえっほ・・・
ようやく岩屋山の尾根に到着~!!
もうココからは迷いようもないもんね。
しばらく行くと・・やっとこさ山頂に到着~!!
写真に入らないように撮ったので見えないけど、
山頂には相変わらずお年寄りの団体が複数来られていて大賑わい。
ホントココっていつきてもお年寄りの人気スポットだよね。
さあ僕も腹ごしらえだ。(朝昼ごはん)
おにぎり2つとそうめん。
ちなみにこの日は登山着代わりに
実家での小屋やトイレ建設で着てたツナギで来たもんだから
アチーことアチーこと。
山頂で会ったおじいさんにも
「見てるだけでコッチが暑くなる。」
と言われたほどだもんね。
ダニ避けにイイかなと思ったんだけど選択を誤ったな。。。
To Be Continued \\\
マーチェル「おいおい。2025年7月2日の9時55分に
城栄町と青山町と若草町の町境の三叉路まで
来させやがって一体何すんだよ!」
今日はちょっと時間が出来たからピクニックさ!
天気もイイしね。
マ「なに!?ピクニックというとあの怪盗とんちんかんの正体を
知っていると言われた時のヤツか!」
いやそれはピクミッツね。
そうじゃあなくて、久々に岩屋山に行くのさ!
マ「なぁにぃ~!!?そんなしょうもないコトで
またこんな坂を上らせ腐りやがるのか~!!!」
まあまあ、イイじゃん。
岩屋山自体には徒歩で登るんだから麓までだよ。
それにこの坂は初代あかねやん号、先代あかねやん号マーチも上った
由緒ある坂なんだからガンバッテ!
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
・
マ「ひぃひぃ・・ふぅふぅ・・・お、おい!
もうずいぶん上ってきたけど、”麓” とやらは一体ドコだ?!」
もう一息もう一息。
あの警察学校過ぎたらあとは下りだからガンバッテ!
マ「なんだよ。結局坂のてっぺんまで越えちまったじゃあネ゙ーか!
大体麓ってのはもっと低いトコ指すんじゃあネ゙ーのか!!」
でもほらココの地名。
マ「”かどのお”〜?」
なんでも”角”は山や崖なんかを表したりするそうだし、
”尾”は端っこや麓を表したりもするそうだから
さしずめ「岩屋山の麓」って意味だろうから
この辺りも麓になるじゃん!
マ「・・なんかイマイチ納得いかネーな。
ところで今度は見慣れネー名前の公園が出てきたぞ。」
ココは以前「柿泊総合運動公園」っていってたんだけど、
なんかユーミンぐらいす・・とかなんとかで
マ「おいおい、ユーミン(荒井由実)をぐらい(佐賀弁でがっかり)
させてどーすんだよ!それを言うならネーミングライツだろ!」
そうそう。それそれ。
そのネーミングライツで諫早の企業の名前を冠するようになったのさ。
マ「ほぃ〜ん。」
さあ着いた!あとは歩ってくからココでゆっくり休んでてくれ。
マ「遭難すんなよ!」
さあ行くぞ〜=3
しかしココ歩くのってN島さんと来て以来だから
もう4年半にもなるのだなぁ。
前回は帰路でココを歩ったから今回は逆回り(往路)で行ってみよう!
ひゃ〜あちーあちー=3=3=3
この辺りは日当たり抜群の場所だなぁ。
右手の谷間なんか養蜂するのにスンゴイ良さそう。
あそこのファミマで飲料と食べ物を買っていこう。
丘の上にはバブリーなデザインのマンションがあるなぁ。
こんなトコに野菜の無人販売もあるけど
この暑さで煮えてやしないかな。
つーかココまで歩ってて車は通れども、人間には一人も出会わないぞ。
さすがにこう暑くちゃ外歩くのも大変なのかな?
長崎気象台の観測値でコノ日コノ時間の気温は31.1℃だから
この辺りはもっと暑いだろうし。。。
とか言ってる間に警察学校まで来た。
さあ、こっから岩屋山に突ニュー=3
山道に入ると少し涼しく感じるぜ~!!
前回N島さんと来た時は前を通っただけだった岩屋神社。
あの時の道の感じからするとこの神社から
上の道路に通り抜けられるんではないだろうか?
つーわけで、お邪魔しま~す。
中は簡素な造り。
特に整備されてるわけではない
なんとなく道っぽいところを
なんとなく上っていってみると・・
あ!やっぱり。
上の道路に出てきた!
更にそのまま道路を上っていくと・・
ココ、ココ!
前回はこっから下りてきたんだよね。
よーし上るぞ~!
上の道路が見えてきた!
さあ問題はココからだ。
前回は岩屋山から下ってきて途中から横道を進んできたら
ココにたどり着いたと記憶してるんだけど・・
なのでコレから進むべき道はBかCなはずだ。
でもってBはというと・・
600m先行止まりとの案内が。
ならばCを進むのみ!!
湧水が路肩を流れてて涼しげな道だ。
そしてなんか湧水(?)が入った大量のペットボトルが並べてある。
一体何に使う水なんだろう?
とか思いながら進んでてふと・・
う~ん。さっきから結構歩ってきてるんだけど、
前回来た時こんなに歩ったっけかな~?
しかもなんかビミョーに下ってるような。
もしかしてこのまま歩き続けるとウッカリ下山してしまうのでは?
とココまで来て不安になったのでまたさっきの分岐点まで引き返した。
で、もうウロウロせずにまっすぐ頂上目指そうというコトで
選択肢から外してたAを登ることにした!
う~ん。やっぱりココは今まで一度も通った記憶がないなぁ
と実感しながらえっちらおっちら登っていくと
更に上の横道にでたところで見覚えのあるものを発見!
このケルンは前回十郎岳から岩屋山に接続するところにあったものだ。
今回はこのケルンの向かって右側から来たけど、前回は左側から来たもんね。
つーわけで、前回とは逆回りの目論見とは裏腹に結局合流してしまったけど
無駄にウロウロするほど元気もない(腹減ってるし)のでこのまま登ることに!
えっほえっほえっほえっほ・・・
ようやく岩屋山の尾根に到着~!!
もうココからは迷いようもないもんね。
しばらく行くと・・やっとこさ山頂に到着~!!
写真に入らないように撮ったので見えないけど、
山頂には相変わらずお年寄りの団体が複数来られていて大賑わい。
ホントココっていつきてもお年寄りの人気スポットだよね。
さあ僕も腹ごしらえだ。(朝昼ごはん)
おにぎり2つとそうめん。
ちなみにこの日は登山着代わりに
実家での小屋やトイレ建設で着てたツナギで来たもんだから
アチーことアチーこと。
山頂で会ったおじいさんにも
「見てるだけでコッチが暑くなる。」
と言われたほどだもんね。
ダニ避けにイイかなと思ったんだけど選択を誤ったな。。。
To Be Continued \\\
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N「どうだ?足は?」
おかげさまでずいぶんマシになりましたよ。
ところで、例のアレ。ドコで試しましょうか?
N「下に公園があるからソコでやってみようか。」
了解です!
N「よし。じゃあ行こう!」
つーわけで、お世話になった水神さんから
車で下っていくと・・
「修多羅水源の森」公園というトコに着いた。
ちょうど最初来た時に見てた案内板のすぐ右上にある公園だ。
水神さんから湧き水を引いてるので、ココでも汲めるのだ。
つーわけで持ってきたペットボトルにその湧き水を汲んで
何をするのかと言えば・・・
以前作ったミニ薪ストーブでお湯を沸かすのだ〜!!
ところでさっきまでミストだったのが
この公園に着くちょっと前にに小雨に変わり、
風も強くなってきてしまった。
つーわけでトイレの横の
屋根があるところで組み立てだ。
(ココも風雨が吹き込んでくるけどコレ以上
マシなトコもないので)

1分ほどでセット完了!
では、N島さんからお借りしたマッチで着火!
(持参したライターはガスが無かったので)
燃焼はお菓子とかの空き容器と割り箸と
店で使用済みのコーヒーフィルターを乾かしたやつだ。
やっぱ煙突効果でめっちゃよく燃える。
ほぼ完全燃焼するので煙もほとんど出ずに
あっという間に灰になってしまうほどだ。
とはいえ一度に燃料入れられるスペースが小さいので
油断してるとすぐに燃え尽きて火が消えてしまう。
よーく見てタイミングよく燃料を焚べねばならない。
とりあえずさっき汲んだ湧き水を入れたメスティンを
天板に置いてみると・・
沸くまでに30分くらいかかってしまった。
途中何度か火が消えて再点火に手間取ったのと、
天板に段差があってメスティンとの間に隙間があるのが原因かな?
コレが密着できればもっと早く湧くのかもしれない。
(余談だけど軽トラでやって来たおじさんが水汲み場で
この30分間延々と大量のタンクに水を汲んでおられた。
お店かなんかで使ってんのかな?)
まあとりあえず湯も沸いたので、コレまた持参したカップ麺に
このお湯を注いで、N島さんと遅めの昼食を食べた。
ちなみにコーヒー粉も持ってきたので、
カップ麺を3分待ってる間に再び水汲みに行って戻ってきたら、
もうN島さんはカップ麺を平らげてしまわれてた。
(待ち時間も熱いのもカンケーないんだね・・)
そして肝心のコーヒーの方は・・
もう完全にマッチが湿気って着火できなくなったので断念。
まあミニ薪ストーブが使用に耐えるコトが分かったので
ヨシとしておこう。
そんなこんなで波乱の多良岳を後にして、とっとと帰ってきた。
(結局捻挫はフツーに歩けるのに1週間くらいかかった・・)
おちまい
今回の経路↓
N「どうだ?足は?」
おかげさまでずいぶんマシになりましたよ。
ところで、例のアレ。ドコで試しましょうか?
N「下に公園があるからソコでやってみようか。」
了解です!
N「よし。じゃあ行こう!」
つーわけで、お世話になった水神さんから
車で下っていくと・・
「修多羅水源の森」公園というトコに着いた。
ちょうど最初来た時に見てた案内板のすぐ右上にある公園だ。
水神さんから湧き水を引いてるので、ココでも汲めるのだ。
つーわけで持ってきたペットボトルにその湧き水を汲んで
何をするのかと言えば・・・
以前作ったミニ薪ストーブでお湯を沸かすのだ〜!!
ところでさっきまでミストだったのが
この公園に着くちょっと前にに小雨に変わり、
風も強くなってきてしまった。
つーわけでトイレの横の
屋根があるところで組み立てだ。
(ココも風雨が吹き込んでくるけどコレ以上
マシなトコもないので)
1分ほどでセット完了!
では、N島さんからお借りしたマッチで着火!
(持参したライターはガスが無かったので)
燃焼はお菓子とかの空き容器と割り箸と
店で使用済みのコーヒーフィルターを乾かしたやつだ。
やっぱ煙突効果でめっちゃよく燃える。
ほぼ完全燃焼するので煙もほとんど出ずに
あっという間に灰になってしまうほどだ。
とはいえ一度に燃料入れられるスペースが小さいので
油断してるとすぐに燃え尽きて火が消えてしまう。
よーく見てタイミングよく燃料を焚べねばならない。
とりあえずさっき汲んだ湧き水を入れたメスティンを
天板に置いてみると・・
沸くまでに30分くらいかかってしまった。
途中何度か火が消えて再点火に手間取ったのと、
天板に段差があってメスティンとの間に隙間があるのが原因かな?
コレが密着できればもっと早く湧くのかもしれない。
(余談だけど軽トラでやって来たおじさんが水汲み場で
この30分間延々と大量のタンクに水を汲んでおられた。
お店かなんかで使ってんのかな?)
まあとりあえず湯も沸いたので、コレまた持参したカップ麺に
このお湯を注いで、N島さんと遅めの昼食を食べた。
ちなみにコーヒー粉も持ってきたので、
カップ麺を3分待ってる間に再び水汲みに行って戻ってきたら、
もうN島さんはカップ麺を平らげてしまわれてた。
(待ち時間も熱いのもカンケーないんだね・・)
そして肝心のコーヒーの方は・・
もう完全にマッチが湿気って着火できなくなったので断念。
まあミニ薪ストーブが使用に耐えるコトが分かったので
ヨシとしておこう。
そんなこんなで波乱の多良岳を後にして、とっとと帰ってきた。
(結局捻挫はフツーに歩けるのに1週間くらいかかった・・)
おちまい
今回の経路↓
哲学の森を歩ってみよう!(3)
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さてさて。
展望台を後にして更に登っていくと〜・・
やっとこさ・・

上の車道に到着だ〜!!

五家原岳は頂上付近までこの車道が続いてて
手軽に登れるので幅広い層に人気なのだ。
で、これから「仏の辻」というところに行くそうなんだけど・・
N「この道を上(右)に行ったところに仏の辻への入り口が
あるんだけど、途中に水神さんへ下りていく道の入り口が
あるはずだから、それもチェックしながら行くぞ。」
つーわけで道路の右手に下り口を探しながら歩ってみたのだけど・・・

イマイチそれらしきものが見当たらない。
見当たらないまま進むうちに
左手にある仏の辻への入り口に着いてしまった。
N「おかしいなぁ。まあいいや。帰りにまた探そう。」
つーわけで仏の辻へGO!

お!あのでっかくて丸い岩。
アレが仏の辻かな?
と思ったけど、ただの岩だった。
ちなみに写真じゃあわからないケド入口からずーっと
ミストの強風が吹いてるので・・なんだろ?ヌル涼しい?
今まで体感したことのない環境だ。
そんなコトを感じながら進んでいくと・・・

先を歩っておられたN島さんが
N「う〜ん・・・。ないな。仏の辻。もう戻ろう。」
と、戻ってこられた。
え〜?!
なんだろ。今歩ってきた道で何か見逃したかな?
戻りながら怪しそうな岩をよーく見てみたけど、特に何もなかった。

で、さっきのでかい丸い岩。
改めてよーっく見てみると・・
N島さん!なんか岩のてっぺんにありますよ!!
N「なに?!登ってみてみろ!!」
さすがに登るのは気が引けたので、
覆いかぶさるようにしてその “何か” 見てみると・・・
単なる地籍調査の目印だった。
あと、側面には何か意味有りげな文字?っぽいのが彫られてたけど
コレも誰かの落書き臭いな。
(ちなみに後からネットで調べたら、
引き返した場所から更にあと2倍ほど行くと
つーわけで、最初に探してた水神さんへ下りて行く道の入り口を
再び探しながら車道を戻っていったのだけどそれも結局見つからず。
しょうがないので、最初車道まで登ってきた道を少し下りていくと
水神さん方面へ続いていそうな道があり、それを少し進んでみると・・
N「おお~、コレだコレだ。この道を探してたんだよ。」

どうやら目当ての道だったようだ。
ところでN島さん。前回この道通ったのって一体いつなんですか?
N「50年前だよ。50年前俺が見つけたんだよ。」
ひぇ~-=3=3=3
そんな前なら入口の状態もずいぶん変わってるだろうから
見つからないのも無理はないんじゃあなかろうか?
当時20代だったN島さんは、若さにまかせて
暇さえあれば色んな山のルート開拓してたそうで、
ココもそのひとつなんだそうだ。
N「いや~、あの時はこの道見つけたのはヨカッタんだけど
夢中になってて途中でカメラ落としたことに気づかなくってね。
下山してから気づいたんだよ。」
え~!それでどうしたんですか?
N「翌週にS木君とM浦さん誘って、横に並んで
この道を歩いてもらって捜索したんだよ。」
で、見つかったんですか?
N「S木君が見つけてくれたんだよ~!」
さすがS木さん。
昔っから頼りになる人だったんだなぁ。
幸い雨も降ってなかったので、カメラも無事使えたのだそうだ。
と、そんな話をしながら歩ってると・・・
グギッ=3 ぎゃぁぁああああ!!!
N「どうした?!」
僕の悲鳴に慌てて振り返るN島さんに、
「あ、足を挫いてしまいました~」
とうめきながらその場に座り込む僕。
そう。ココで右足首を挫いてしまったのだ。
水神さん方面へトラバースする形で
こんな感じの道を歩ってたんだけど、

雨で地面も柔らかく、ガレも多数転がってて
ただでさえ挫きやすい環境に加えて
昔っから挫き癖のついてる右足が谷側だった
という不運が重なって起こった事故だ。
この右足首は、中学生の頃昼休みに友達と「助け鬼」で
走り回りながら校舎の角を左に曲がった瞬間。
右足が溝にハマってもんのすごく捻挫したことがあるのだ。
でそれ以来、右くるぶしの下ら辺の腱だか筋肉だかが伸びちゃってるようで
大人になってもちょくちょく挫いてしまうようになってるのだ。
(なんの段差もない平地でやるときもある)
このように挫き癖がついてる分、
逆にダメージは比較的少ないとは思うのだけど、
そいでもめちゃめちゃ痛い。
一昨年の正月に左足挫いた時と同じくらいの痛さだ。
でもまあしばらく座ってると少し落ち着いてきて
庇いながら歩けそうだったので
ユックリ、ユ〜ックリ進むことに。
ところが!
グギギっ=3=3 ぐぎゃぁぁぁあああああ〜!!!!!
お・ん・な・じ・と・こ・ろ・を
また挫いた〜!!!!!!!!!
ぐぅぅぅぅぅ=3=3=3
もはやうめき声しか発することができない。
しゃべることもできないほど痛い。
最初の挫きで右足外側面が下がり気味になってるから
注意しててもガレをコロッと踏むと
右足首がグリッと外側に捻り返ってしまうのだ。
倒れたまま全く身動きとれずに
ウンウンうめいていると、
N「よし。もう上の車道に戻って待っとけ。
俺が下りていって車で迎えに来てやるから。」
と、おっしゃってくださったのだけど
水神さんを見たいのと、
あと予てからこの日に試してみたいことがあったので
しばらく休んで、ユックリ下りていくことにした。

つーわけで途中も何度か同じところを捻り返しそうになるのを
こらえながら40分ほどかけてジリジリ下りてくると・・・
何やら人工物が。
ワーオ=3
立派な堰堤が現れた。
N「よーし。ココまでくればあと一息だぞ。」
堰堤の下に回り込んで、更に下っていくと・・
Oh!立派な東屋!!
そしてこの東屋の下が〜・・・
水神さんなのだ〜!!
ありがたいことに、パワースポットじゃあないか。
今一番分けてもらいたいものだよ。
N「よ〜し。じゃあココで待っとれ。
俺は車取ってくるけん。」
どうやらココは最初の駐車場のすぐ上で
しかも車で入ってこれるトコらしい。
お言葉に甘えて、ココで休ませてもらうことにした。
ホワンホワンホワワワワ〜・・・(回想・OUT)
つーわけで、N島さんを待ちつつ
水神さんのパワーをいただきながら
捻挫した足首を冷やしてたのだ。
いや〜、しかし。
ホント冷た〜い。
1分浸してるだけで足が痛くなってくるほどだ。
しかしコレがイイ。
痛いの我慢して冷やしていると反射作用で
足の芯から温度が上がってきて血流が活発になるので
患部を補修するいろんな細胞の働きも良くなるはずだ。
もちろんすぐに治るわけではないけど
今後治癒していく上で、この怪我したての最初の
細胞アクションがいかに円滑に行われるかが、
早期回復への重要なカギになるのだ。(たぶん)
とか思いながら
ニンニンニンニンと足を浸していると、
程なくN島さんが車で戻ってこられた。
お手数おかけします〜=3=3=3
To Be Continued \\\
さてさて。
展望台を後にして更に登っていくと〜・・
やっとこさ・・
上の車道に到着だ〜!!
五家原岳は頂上付近までこの車道が続いてて
手軽に登れるので幅広い層に人気なのだ。
で、これから「仏の辻」というところに行くそうなんだけど・・
N「この道を上(右)に行ったところに仏の辻への入り口が
あるんだけど、途中に水神さんへ下りていく道の入り口が
あるはずだから、それもチェックしながら行くぞ。」
つーわけで道路の右手に下り口を探しながら歩ってみたのだけど・・・
イマイチそれらしきものが見当たらない。
見当たらないまま進むうちに
左手にある仏の辻への入り口に着いてしまった。
N「おかしいなぁ。まあいいや。帰りにまた探そう。」
つーわけで仏の辻へGO!
お!あのでっかくて丸い岩。
アレが仏の辻かな?
と思ったけど、ただの岩だった。
ちなみに写真じゃあわからないケド入口からずーっと
ミストの強風が吹いてるので・・なんだろ?ヌル涼しい?
今まで体感したことのない環境だ。
そんなコトを感じながら進んでいくと・・・
先を歩っておられたN島さんが
N「う〜ん・・・。ないな。仏の辻。もう戻ろう。」
と、戻ってこられた。
え〜?!
なんだろ。今歩ってきた道で何か見逃したかな?
戻りながら怪しそうな岩をよーく見てみたけど、特に何もなかった。
で、さっきのでかい丸い岩。
改めてよーっく見てみると・・
N島さん!なんか岩のてっぺんにありますよ!!
N「なに?!登ってみてみろ!!」
さすがに登るのは気が引けたので、
覆いかぶさるようにしてその “何か” 見てみると・・・
単なる地籍調査の目印だった。
あと、側面には何か意味有りげな文字?っぽいのが彫られてたけど
コレも誰かの落書き臭いな。
(ちなみに後からネットで調べたら、
引き返した場所から更にあと2倍ほど行くと
「仏の辻虚空蔵菩薩」があった・・・)
つーわけで、最初に探してた水神さんへ下りて行く道の入り口を
再び探しながら車道を戻っていったのだけどそれも結局見つからず。
しょうがないので、最初車道まで登ってきた道を少し下りていくと
水神さん方面へ続いていそうな道があり、それを少し進んでみると・・
N「おお~、コレだコレだ。この道を探してたんだよ。」
どうやら目当ての道だったようだ。
ところでN島さん。前回この道通ったのって一体いつなんですか?
N「50年前だよ。50年前俺が見つけたんだよ。」
ひぇ~-=3=3=3
そんな前なら入口の状態もずいぶん変わってるだろうから
見つからないのも無理はないんじゃあなかろうか?
当時20代だったN島さんは、若さにまかせて
暇さえあれば色んな山のルート開拓してたそうで、
ココもそのひとつなんだそうだ。
N「いや~、あの時はこの道見つけたのはヨカッタんだけど
夢中になってて途中でカメラ落としたことに気づかなくってね。
下山してから気づいたんだよ。」
え~!それでどうしたんですか?
N「翌週にS木君とM浦さん誘って、横に並んで
この道を歩いてもらって捜索したんだよ。」
で、見つかったんですか?
N「S木君が見つけてくれたんだよ~!」
さすがS木さん。
昔っから頼りになる人だったんだなぁ。
幸い雨も降ってなかったので、カメラも無事使えたのだそうだ。
と、そんな話をしながら歩ってると・・・
グギッ=3 ぎゃぁぁああああ!!!
N「どうした?!」
僕の悲鳴に慌てて振り返るN島さんに、
「あ、足を挫いてしまいました~」
とうめきながらその場に座り込む僕。
そう。ココで右足首を挫いてしまったのだ。
水神さん方面へトラバースする形で
こんな感じの道を歩ってたんだけど、
雨で地面も柔らかく、ガレも多数転がってて
ただでさえ挫きやすい環境に加えて
昔っから挫き癖のついてる右足が谷側だった
という不運が重なって起こった事故だ。
この右足首は、中学生の頃昼休みに友達と「助け鬼」で
走り回りながら校舎の角を左に曲がった瞬間。
右足が溝にハマってもんのすごく捻挫したことがあるのだ。
でそれ以来、右くるぶしの下ら辺の腱だか筋肉だかが伸びちゃってるようで
大人になってもちょくちょく挫いてしまうようになってるのだ。
(なんの段差もない平地でやるときもある)
このように挫き癖がついてる分、
逆にダメージは比較的少ないとは思うのだけど、
そいでもめちゃめちゃ痛い。
一昨年の正月に左足挫いた時と同じくらいの痛さだ。
でもまあしばらく座ってると少し落ち着いてきて
庇いながら歩けそうだったので
ユックリ、ユ〜ックリ進むことに。
ところが!
グギギっ=3=3 ぐぎゃぁぁぁあああああ〜!!!!!
お・ん・な・じ・と・こ・ろ・を
また挫いた〜!!!!!!!!!
ぐぅぅぅぅぅ=3=3=3
もはやうめき声しか発することができない。
しゃべることもできないほど痛い。
最初の挫きで右足外側面が下がり気味になってるから
注意しててもガレをコロッと踏むと
右足首がグリッと外側に捻り返ってしまうのだ。
倒れたまま全く身動きとれずに
ウンウンうめいていると、
N「よし。もう上の車道に戻って待っとけ。
俺が下りていって車で迎えに来てやるから。」
と、おっしゃってくださったのだけど
水神さんを見たいのと、
あと予てからこの日に試してみたいことがあったので
しばらく休んで、ユックリ下りていくことにした。
つーわけで途中も何度か同じところを捻り返しそうになるのを
こらえながら40分ほどかけてジリジリ下りてくると・・・
何やら人工物が。
ワーオ=3
立派な堰堤が現れた。
N「よーし。ココまでくればあと一息だぞ。」
堰堤の下に回り込んで、更に下っていくと・・
Oh!立派な東屋!!
そしてこの東屋の下が〜・・・
水神さんなのだ〜!!
ありがたいことに、パワースポットじゃあないか。
今一番分けてもらいたいものだよ。
N「よ〜し。じゃあココで待っとれ。
俺は車取ってくるけん。」
どうやらココは最初の駐車場のすぐ上で
しかも車で入ってこれるトコらしい。
お言葉に甘えて、ココで休ませてもらうことにした。
ホワンホワンホワワワワ〜・・・(回想・OUT)
つーわけで、N島さんを待ちつつ
水神さんのパワーをいただきながら
捻挫した足首を冷やしてたのだ。
いや〜、しかし。
ホント冷た〜い。
1分浸してるだけで足が痛くなってくるほどだ。
しかしコレがイイ。
痛いの我慢して冷やしていると反射作用で
足の芯から温度が上がってきて血流が活発になるので
患部を補修するいろんな細胞の働きも良くなるはずだ。
もちろんすぐに治るわけではないけど
今後治癒していく上で、この怪我したての最初の
細胞アクションがいかに円滑に行われるかが、
早期回復への重要なカギになるのだ。(たぶん)
とか思いながら
ニンニンニンニンと足を浸していると、
程なくN島さんが車で戻ってこられた。
お手数おかけします〜=3=3=3
To Be Continued \\\
哲学の森を歩ってみよう!(2)
- 2022/07/13 (Wed)
- 山歩き |
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さてさて。
コレでルートも分かったことだし、
僕の役目は終わりだ。
あとはもうN島さんについていくだけだ。
もう足場の悪いトコをギョロギョロしながら
歩かなくて済むよ。

今度は今までと打って変わって
結構頻繁に目印テープがあるので迷う心配もない。
ところで今回は行かないけど、多良岳山頂の手前に
金泉寺というお寺兼山小屋がある。
僕も30年くらい前にN島さんやS木さんと行ったっきりなんだけど、
去年の4月からS木さんが毎週末この小屋の管理をしておられるのだ。

というのも。
ソレまでは長崎県の予算で管理人がいたんだけど、
なぜか昨年度までで予算が打ち切られてしまって
管理人不在となってしまったのだ。
とはいえ、多良岳愛好家にとっては金泉寺はなくてはならない山小屋だ。
つーわけで山仲間の間で相談の結果、S木さんにお願いしたところ
快く引き受けてくださったのだそうだ。
なので毎週末、長崎市から車で通って
土曜〜日曜泊りがけで小屋番をしておられるのだ。
ガソリン代はもちろん何の報酬もない。
完全ボランティアだ。
やはり尊敬すべきスゴイ人だ。
S木さんは。

と、ココまでが去年N島さんから聞いてた話。
ところが今年になって話が急展開したのだそうだ。
長崎県と佐賀県をまたがる多良岳。
(金泉寺は長崎県側に位置する)
当然佐賀県側にも大勢の愛好家がいる。
N「その中でも麓の太良町に熱心な若者がおってね。
しょっちゅう多良岳を訪れるだけに留まらず、
時には中学生を引率してきて
山小屋で薪割り体験させたりして
若い世代にもどんどん多良岳にハマってもらおうと
SNSでもその魅力を発信してるんだよ。」
へぇ〜すごいですね。
学校の先生かなんかなんですか?
N「いや〜なんばしよる人やろかね?
まあそれよりも、その地道なSNS発信がなんと!
(山口祥義)佐賀県知事の目にとまり、視察に来たんだよ。」
ほぇ〜=3

ちなみに山口知事は僕が視聴していたアニメ「ゾンビランドサガ」の
イベントにも精力的に出演して声優とユーチューブに出たりもしてるので
フットワークの軽い人だな〜とは思ってたんだけど、
体面的な活動だけでなく、こんなふうに県民の小さな声も
ちゃんと拾っておられるのを知って感心した。
しかもすぐ視察に来るところを見ると
ホントに県のために自ら動いて回ってる
“ホンモノ” の人だと思った。

N「で、そこからが面白いんだよ。
その佐賀県知事が(現・大石賢吾)長崎県知事に
『金泉寺の件、よかったら佐賀県で面倒見ましょうか?』
と連絡したら、慌ててお忍びで視察に来たらしく、
そこで初めて金泉寺の現状を知ったらしいんだよ。」
まあ知事なりたてだからしょうがないですよね。

N「それでなんと!再び予算がつくことになって
また(たぶん)来年度から管理人がつくから
S木君はわざわざ小屋番しに来なくて済むようになるんだよ。」
そりゃそうだ。
山小屋一つ管理できなくて
隣の県に面倒見てもらったりしたら
それこそメンツ丸つぶれだもんね。
いや〜しかし、スゴイことだ。
小さなこともこんなふうに動いていくのだなぁ。
そしてすごいなぁ。SNSの発信力。
今まで全くSNSというものに興味がなかったけど
使い方次第でホントに役立つものなのだなぁと
改めて認識させられた。

とか言ってる間に、途中から現れた岩場地帯を登っていくと。
N「この先に(友達が紅葉の写真送ってくれた)
展望台があるんだよ!」
すると程なく目の前がドーンっとひらけた!
て、展望台だ〜!!
(たぶん誰かが良かれと思って設置したビールケースなんだろうけど
劣化してたら踏み抜いて怪我をしそうなのでコレはスルー=3)
で、展望台(岩)に登ってみると〜・・・

うわぁ~~=3=3=3
な、なぁ〜んも見えネー。。。
(まあ分かっていたけど)
一寸先とは言わないまでも、1m先はもう真っ白ケッケだ。
(N島さん撮影)
見えないからと言って覗き込もうものなら
あっという間に滑落してしまうだろう。
クワバラクワバラ。。。
To Be Continued \\\
さてさて。
コレでルートも分かったことだし、
僕の役目は終わりだ。
あとはもうN島さんについていくだけだ。
もう足場の悪いトコをギョロギョロしながら
歩かなくて済むよ。
今度は今までと打って変わって
結構頻繁に目印テープがあるので迷う心配もない。
ところで今回は行かないけど、多良岳山頂の手前に
金泉寺というお寺兼山小屋がある。
僕も30年くらい前にN島さんやS木さんと行ったっきりなんだけど、
去年の4月からS木さんが毎週末この小屋の管理をしておられるのだ。
というのも。
ソレまでは長崎県の予算で管理人がいたんだけど、
なぜか昨年度までで予算が打ち切られてしまって
管理人不在となってしまったのだ。
とはいえ、多良岳愛好家にとっては金泉寺はなくてはならない山小屋だ。
つーわけで山仲間の間で相談の結果、S木さんにお願いしたところ
快く引き受けてくださったのだそうだ。
なので毎週末、長崎市から車で通って
土曜〜日曜泊りがけで小屋番をしておられるのだ。
ガソリン代はもちろん何の報酬もない。
完全ボランティアだ。
やはり尊敬すべきスゴイ人だ。
S木さんは。
と、ココまでが去年N島さんから聞いてた話。
ところが今年になって話が急展開したのだそうだ。
長崎県と佐賀県をまたがる多良岳。
(金泉寺は長崎県側に位置する)
当然佐賀県側にも大勢の愛好家がいる。
N「その中でも麓の太良町に熱心な若者がおってね。
しょっちゅう多良岳を訪れるだけに留まらず、
時には中学生を引率してきて
山小屋で薪割り体験させたりして
若い世代にもどんどん多良岳にハマってもらおうと
SNSでもその魅力を発信してるんだよ。」
へぇ〜すごいですね。
学校の先生かなんかなんですか?
N「いや〜なんばしよる人やろかね?
まあそれよりも、その地道なSNS発信がなんと!
(山口祥義)佐賀県知事の目にとまり、視察に来たんだよ。」
ほぇ〜=3
ちなみに山口知事は僕が視聴していたアニメ「ゾンビランドサガ」の
イベントにも精力的に出演して声優とユーチューブに出たりもしてるので
フットワークの軽い人だな〜とは思ってたんだけど、
体面的な活動だけでなく、こんなふうに県民の小さな声も
ちゃんと拾っておられるのを知って感心した。
しかもすぐ視察に来るところを見ると
ホントに県のために自ら動いて回ってる
“ホンモノ” の人だと思った。
N「で、そこからが面白いんだよ。
その佐賀県知事が(現・大石賢吾)長崎県知事に
『金泉寺の件、よかったら佐賀県で面倒見ましょうか?』
と連絡したら、慌ててお忍びで視察に来たらしく、
そこで初めて金泉寺の現状を知ったらしいんだよ。」
まあ知事なりたてだからしょうがないですよね。
N「それでなんと!再び予算がつくことになって
また(たぶん)来年度から管理人がつくから
S木君はわざわざ小屋番しに来なくて済むようになるんだよ。」
そりゃそうだ。
山小屋一つ管理できなくて
隣の県に面倒見てもらったりしたら
それこそメンツ丸つぶれだもんね。
いや〜しかし、スゴイことだ。
小さなこともこんなふうに動いていくのだなぁ。
そしてすごいなぁ。SNSの発信力。
今まで全くSNSというものに興味がなかったけど
使い方次第でホントに役立つものなのだなぁと
改めて認識させられた。
とか言ってる間に、途中から現れた岩場地帯を登っていくと。
N「この先に(友達が紅葉の写真送ってくれた)
展望台があるんだよ!」
すると程なく目の前がドーンっとひらけた!
て、展望台だ〜!!
(たぶん誰かが良かれと思って設置したビールケースなんだろうけど
劣化してたら踏み抜いて怪我をしそうなのでコレはスルー=3)
で、展望台(岩)に登ってみると〜・・・
うわぁ~~=3=3=3
な、なぁ〜んも見えネー。。。
(まあ分かっていたけど)
一寸先とは言わないまでも、1m先はもう真っ白ケッケだ。
(N島さん撮影)
見えないからと言って覗き込もうものなら
あっという間に滑落してしまうだろう。
クワバラクワバラ。。。
To Be Continued \\\
