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あかねやん国。

大したコトない日常を割と感動的につづります

カテゴリー「長崎名所巡り」の記事一覧

女神大橋を渡ろう!(前編)

ひゃ〜=3 いい天気。

マ「なに2021年10月7日(木)の12時53分に
  眼鏡橋眺めてデブってんだよ!」

いや、デブはカンケーないだろう。デブは。
それよりマーチェル。
今イイ事言ったね〜。
もっかい言ってみて。

マ「え?デブ?」

いや、デブはいいんだっつーの。
その前その前。

マ「眼鏡橋か?」

そうそう、それ。
メガネバシと言えば〜・・・そう!
メガミオオハシ。
女神大橋だ〜!!

マ「なんだそれ。メガとシしか合ってないじゃあないか。
  相変わらずクソデブだなぁ。」

まあまあ。
その女神大橋。
実は、あかねやん号もマーチも通ったことがないんだよ。

マ「な、なにぃ〜?!れ、歴代のパイセン方、未踏の橋だと?」

そうそう。未踏未踏。
どうだい?
あかねや初の渡橋車になってみたくないかい?

マ「ふ。悪くねぇ。よし!ノッた!!」

そうこなくっちゃ!
いよし!レッツ・ラ・GO=3=3=3

〜10分後〜

ここいらは浪の平町っつって、
今走ってるこの道は、昔海だったんだって。
正面の坂のところは崖だったらしいよ。

つーわけで、その坂上って上って〜!

マ「なんだよ。今日もまた坂を上らせるのかよ〜。」

まあまあ。
つっても今日の坂はそこくらいしかないから、
ガンバッテ=3

マ「ハァハァ・・はぁはぁはぁ・・・
  お、おい〜。結構キツいじゃあないか。」

確かに久々に上るとキツいもんだね。
以前はあかねやん号とこの先のOKによく買い物に来てたもんだよ。
あの頃は移転してきてあかねや再開準備を一人で毎日
ヒイヒイ言いながらやってたんだよね〜。
あれからもうすぐ8年も経っちゃうのか〜。
早いもんだよ・・うう。

マ「ど、どうした?!」

あの頃のキツさと寂しさと不安さを思い出すと
な、涙が・・。

マ「それヨダレじゃあねーか。」

テヘッ=3
間違えチッタ。
よーし。お腹も減ったし、マーチェルもキツそうだし、
そこの牛右衛門でお昼ごはんだ!

マ「お、俺は別にキツかーないけど、腹減ってんならしょうがないな。」

・・・・・・
・・・・
・・・
・・


っプハ〜=3
食った食った〜。
充電完了!

じゃ、改めて出っ発ぁ〜つ!


〜10分後〜

さあ、キタキタ〜!
上の高架道路が女神大橋から蛍茶屋へ続く戸町バイパスだよ。


こっからこのバイパスに沿っていくよ〜!


マ「お、おい。アレまた坂じゃあねーのか?!」


ダイジョーブ、ダイジョーブ。
そんな大した坂でもないから。
バイパスの路側帯は危なそうだから左の付属道路走ってね〜。


マ「ハ、ハァハァ・・グブッ=3
  ヒ、ヒィヒィ・・ゲベッ=3=3
  フ、フゥフゥ・・ゴボッ=3=3=3
  お、おい!話が違うぞ。
  やったら長いし、地味にキツいじゃあないか。」


あれ〜?
まあそう言えばあかねやん号でも
今まで逆方向しか走ったことなかったもんね。
意外とキツいもんだね。
でもまあそれもそこまで。

この橋渡って今度はまた右だよ〜。

マ「おい。これ。無駄に上ってねーか?
  真っ直ぐ路側帯走った方が楽だったんじゃあないか?」

まあもう、今さらジロー、サブロー・シロー。

マ「そしてなんだよ。橋降りてからもまだ地味に上りじゃあねーか。」


もう〜=3
文句が多いなぁ。
それよりほら。この右の道。

去年の夏にマーチと来たついでにふらりと登った大久保山で
さんざ迷ってやっとの思いで下りてきた道
だよ。

マ「何やってんだよ。いつもダセーオッサンだな。デブだな。」

マーチェルはいつも一言多いよね。
まるでねこ澤くんみたい。

マ「誰だよそれ。」

おっと、そんなこと言ってる間にトンネル抜けたよ。


そしてほら。女神大橋の主塔が見えてきたよ。
高さ170mだって。

マ「ほう〜。じゃあアレだけでもう稲佐山の半分なんだな。」

さあ、こっからいよいよ女神大橋に〜・・・


IN〜=3=3=3


マ「さすがに迫力ある橋だなぁ。」


2005年に開通した全長1289mの斜張橋だって。
世界最大級の豪華客船クイーン・メリー2も寄港してこの下くぐってるんだよ。

マ「クイーン・メリー?はて、どっかの名作RPGで聞いたような・・」

そりゃソーサリアンのクイーン・マリー号だよ。

ちなみに海面からの船の高さが62mなのに対して
女神大橋は65mだからホントギリギリだったんだよ。
でもってその時の水先案内はうちの常連さんの息子さんがやったんだって。

マ「そりゃ責任重大だなぁ。さぞかしプレッシャーだったろうな。」

お!前方右手の山。
アレは以前N島さんと登った天門峰(しらと)だよ。

さっきの大久保山(女神)と天門峰(男神)とで対を成してるのさ。

マ「山でさえ対を成してるというのに、このクソ山デブ男ときたら
  いまだに対が見つからないんだから憐れなもんだぜ。」

誰だよクソ山デブ男って。
チャリのくせに人間を憐れみやがって〜=3

・・・おっと。
今度は反対側。
あそこに見える鳥居は〜・・・


これまたN島さんと訪れた神崎(こうざき)神社じゃあないか〜!


この辺りも結構ウロウロしてたんだなぁ。
もう6年も前のことなのか。

そう言えばベイサイドマラソンでも女神大橋を渡ったなぁ。
それなんかもう14年も前
だよ。

このスルスルと後ろへ流れていく景色のように
時間もスルスルと流れていくのだなぁ。。。

と、しみじみしてる間に女神大橋も終わり。


いや〜、渡った渡った〜。


マ「この後はどう行くんだ?」

店の買い出しがあるから旭町の
業務スーパーに寄って帰ろう。



To Be Continued          \\\







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琴ノ尾岳・R(終)

←(4)はコチラ

マ「ぶふぅ〜ぶふぅ〜ぶふぅ〜=3=3=3
  さすがにそろそろバテてきたぞ。」


う〜ん。もう上には空しかないから
もうそろそろ頂上についても良さそうだけどね。

マ「いやホントもう空しか見えねー。」

しかしマーチェルもなんだかんだ言いながら、
琴ノ尾公民館の上でしばらくギヤ2にした以外は
ギヤ3〜4のやり繰りでココまで来たね〜。

お!ホラホラあれごらんよ。


マ「なんだよ〜。あじさいじゃあねーか。それがどうしたってんだよ。」


いや〜スゴイよね。だって今9月だよ。

うちのあじさいなんかもう2ヵ月前に終わってんのに
ココはつい最近まで咲いてたみたいだもん。
やっぱ標高が高いトコは遅くまで咲いてるんだね〜。

マ「お、おい!そんなコトよりも見ろよ!!
  ココってもしかしてもしかすると・・・」


おお!そうだよ。もしかしてもしかしたよ!
やっと着いた!!頂上だ〜!!!(トンネル前から54分)


マ「クハァ=3 さすがにくたびれたぜ。
  ファミマから1時間17分」


・・・ワワワホンワホンワホンワホンワホ(回想OUT)

マ「上ってくるときは必死だったから気づいてなかったけど、
  俺ってこんな華奢な体でこんなデブいオッサン乗っけて
  ココまで来たんだなぁ。なんてエラいんだ俺。」

よーし。
じゃあそんなマーチェルの記念に一緒に写真撮ろう!

マ「いや別に記念にしたくネーし、つか思い出したくもネーし。
  こんなデブいオッサンと写りたくネーし、
  そもそも誰がシャッター押すんだっつーの!」

え〜=3 そこまで言う、早見優。
それにカメラにはセルフタイマーっつーものが装備されてるんだよ。

・・・え〜っと〜・・!ちょうど良さげなスタンドがあるじゃあないか。


この何に使われてるのかわかんないポールにカメラを乗せよう。


じゃ、行くよー。
はい!チーズ!!

カシャ=3

わーい。思い出になった〜。

じゃ、帰ろうか。

・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・



シュイ〜ン=3=3=3

マ「やっぱアレだな。皮肉にも頂上よりこの途中の道の方が
  ダンゼンいい景色だな。」


そだねー。大村空港もよく見えるよ。

まあさすがにアベックも路駐してまで恋を語らう訳にもいかないしね。
なんかもったいないね。

マ「まあマスタ〜には一生縁のない話だから必要ないぜ。
  その心配!」

キー=3 もうとっとと帰るよ!!

・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・



シュイ〜ン=3=3=3

わ〜、早っ!!
もうあのファミマのトコまで来たよ。

マ「ココまで25分か。上りは約3倍もかかってたんだな。」

よーし。疲れたから、帰りは高田のジョイフルのドリンクバーで
ガブガブ飲み物を飲みまくるぞ〜=3=3

マ「デブるからほどほどにしとけよ。」


おちまい

今回の経路








琴ノ尾岳・R(4)

←(3)はコチラ


いよいよ琴ノ尾岳だ。
さ、曲がって曲がって。

マ「ちぇ。他人事だと思ってイイ気なもんだぜ。」

こっからはあまり車も来ないだろうからジグザグ解禁だ!

マ「ありがてえ。コレで随分楽になるぜ〜!」

トンネル前まではギアを3に落として来たけど
ジグザグ使うとギア4に上げてもイケるね〜。
さすがマーチェルさん。

マ「おべっか使ってねぇでマスタ〜は車が来ないかシッカリ見ててくれよな。」

お!分かれ道だ。

琴ノ尾公園へは左だね。
コレ真っすぐ行くとどこに出るんだろう?

マ「どーせトンネルの向こうへ下りるだけだろう。
  頼むからヨケーなトコ走らせないでくれよな。」

イイじゃん。思っただけだよ思っただけ。

マ「しかしこっからまた少し斜度が上がってんなぁ。
  ギヤを3に落とすぜ。」


マ「フゥフゥゼィゼィハァハァ=3=3=3」

わぁ〜、見てごらんよ。
トンネル前からココまでの道が見渡せるよ。

マ「周りの景色見ても結構高いトコまで来たようだな。
  もう頂上着いてもいいんじゃあないか?」

う〜ん。トンネル前からまだ7分しか上ってないしなぁ。
(ちなみにファミマ前からは30分)
頂上まで5キロって書いてあったし、まだまだじゃない?

マ「なにぃ〜?!先が思いやられるぜ〜。」

・・・・・・
・・・・
・・


マ「ゲフゥ〜ゲフゥ〜=3 も、もう随分上ってきたんじゃあないか?」

ま〜だ。さっきのトコから5分くらいしか経ってないよ。

マ「なぁにぃ〜?!まるで精神と時の部屋で
  修行してるような時間の経ち方だ。」

まあでも斜度は結構緩くなってるよね。

マ「確かに、またギヤ4に上げたもんな。
  ・・・しかし、さっきから気になってたんだが、
  もしかして正面に見えてる、アレが琴ノ尾岳じゃあねーだろーなー!」

お!正解!!
正解マーチェル!!!

マ「正解じゃあねーよ!めちゃめちゃ遠いじゃあねーかー!!
  ホントに5キロで着くんだろうな?!」

まあまあ。
山って見た目よりは近いもんさ。
コツコツ進めば。

お!とか言ってたら、向かい側からお仲間さんだよ!!

・・・シャーーー=3=3=3

マ「おいおい。お仲間さんと呼ぶのはおこがましいな。
  向こうはバリッバリの26インチロードバイク。
  タイヤ見たか?
  そうめんみたいにめっちゃ細かったじゃあねーか。
  乗ってる人もシュッとして、着けてるウェアも
  サイクルジャージにサイクルパンツ。
  ビンディングシューズetc.etc.
  それにひきかえコッチはどうだ。
  20インチ買い物自転車に太っといタイヤ。
  乗ってるヤツも帽子の上からフードを被った
  首手ぬぐい100均サングラスのジーパンデブ。
  共通点なんて何一つないぜっ!」

うぐぅ~。つーかドサクサに紛れて悪口混ざってない?

マ「お!とか言ってる間に涼しげな道に入ったぜ。」

しばらく一息つけそうだね。

マ「と、思ったのも束の間。またキツくなってきたぜ=3」


いやぁしかし。
マーチェルには悪いけど、いい天気だね〜。


お!見てごらんよ。公民館だよ。


マ「つーかこんなトコ、人住んでんのか?!」

住んでるよ〜、住んでるさ〜、住んでるに決まってんじゃん。
失礼な。

マ「それよりも・・ココからまた更に斜度が上がったぞ。
  今までギヤ3と4でやり繰りしてきたが、もう無理だ。
  2まで落とすぜ!」

頼むよ。ガンバレ〜=3=3=3


うひゃ〜=3 イイ眺め〜!!


マ「それよりも俺はガードレール無いのが気になるぜ。
  砂利もあるしウッカリ路肩に寄ったら滑り落ちそうだぜ。」

頼むから落ちないでくれよ〜。

マ「ふぅ。ようやく斜度が緩んだぜ。
  しかしこうして見ると確かにチラホラ家があるなぁ。」

住むには車必須だね。

うわぁ〜=3 そしてまた更にイイ眺め〜!!!

マ「おい!いい加減まだ着かないんかい〜!!」
(トンネル前から36分経過)






To Be Continued           \\\










琴ノ尾岳・R(3)

←(2)はコチラ


マ「オリャオリャオリャオリャ=3=3=3」


わー=3
すごいすごい。

マ「おい!突入したのはいいけど依然上り坂が続いてるじゃあないか。」

ああ、メンゴメンゴ。
長崎と長与の境目の峠を越えるまでは上りだよ。

マ「キー=3騙された。」


でもほら。もう目の前だよ。峠を越えるよ。

マ「ひぃひぃはぁはぁ・・オリャ〜=3」

おお〜=3
越えた越えた。
そして長与にIN!

マ「オヒョ〜=3 峠越えたら一転。すんごい下りだな〜=3=3」

ほ〜ら。あっという間に下りきったよ。
あ、そしてホラ!


春にN島さんと猪見岳登った後に寄ったうどん屋さんだよ。

マ「ほう〜。ココが。うまそうだな。」

うまいよ、実際。

さて。琴ノ尾岳はこの先の丁字路を右に行くんだけど、
その前に左にあるファミマに寄ろう。


頂上で食べるおにぎりを買うのさ。

マ「丁度いい場所にあるんだな。」

そうさ。そして前回あかねやん号と来た時、
ココでおにぎり選んでる最中に具合が悪くなって
引き返したんだよね。

マ「おいおい。今回は大丈夫なんだろうな。」

今回は〜・・・ナーントモナーイ!!
体調バッチリだぜ〜!!!
おにぎり2個のつもりが勢い余って3個も買っちゃったよ〜。

マ「なら大丈夫だな。」

そしてホラ。
正面を見てごらん!
アレが春にN島さんと登った稗ノ岳だよ。

アソコんトコでドローンを飛ばしたのさ。

マ「今は亡きドローンパイセンか・・。」

存命なら今日も活躍してもらったんだけどね。
ホント惜しい方を亡くしてしまったよ。

マ「おいおい。辛気臭せぇのはナシだぜ。
  いっちょ行くぜ行くぜ行くぜ〜!!!」

うう。ありがとう、マーチェル。

マ「お!こっから上りか。先がどうなってんのか見当もつかないぜ。」

僕もこっから先は車でしか通ってないし、
それももう20年以上前だからなぁ。

・・・・・
・・・・
・・・
・・

マ「ハァハァハァハァ・・け、ケッコー地味にキツいじゃねーか。
  ま、まだなのか琴ノ尾岳は?」

まだまだ〜!ホラあそこに案内板。

ココからがとりあえず序の口だね。

マ「なぁにぃ〜!今からが序の口だと〜!!?
  じゃあ今までは何だったんだよ!」

まあ、ジョジョの口ってトコかな。
あ、それから。
この道トラックとかの通行量が多いから
ジグザグ走りは禁止ね。

マ「ヒ、ヒィ〜=3」
 
・・・・・・・
・・・・・
・・・
・・

マ「ゼイゼイバハァバハァゼイゼイバハァバハァ=3
  くそう〜。まだまだ先があるなぁ。
  なまじ見通せるとかえって萎えるぜ〜」

ほらほら〜。
最初の威勢はどうしたどうした〜!

あ、ホラホラ。
車の休憩レーンだよ。

マ「あ、ありがてぇ。ココならジグザグってもイイよな!」

存分にジグザグりたまえ。

マ「オオオリャ〜=3=3=3」

おお〜=3
だいぶん息を吹き返したね〜。

あ!そしてホラ。

とうとう琴ノ尾岳への登り口だよ。
あのトンネルの前から左に入るんだよ!

マ「グヒィ〜=3 つ、つーことは。
  こっからが本番ってわけか。」

そゆこと!




To Be Continued          \\\


琴ノ尾岳・R(2)

←(1)はコチラ


マ「で、どうだったんだい。山頂は。」

どうもこうも、もう木が生い茂ってて
見晴らしも三原じゅん子もなかったよ〜。

マ「三原じゅん子は元からないだろ。
  まあ俺も待ってる間この駐車場眺めてたけど
  ”木” しか見えねーしな。」

う〜ん。確かに。
僕も前回来たのって約30年前なんだけど、
当時は大村空港の夜景が見えるってんで
恋人たちのデートスポットだったんだよね。
バブル時代の若者たちはたいてい車持ってたしね。
夜なんかそれはもう、海に向かって恋人たちの車が
この駐車場いっぱいにズラーッって並んでたんだから〜。

マ「ほう。じゃあマスタ〜も彼女と・・?」

いや・・親友のウエンツさんの車に乗せてもらって
アベックたちのイチャイチャを覗きに来てたんだけど・・

マ「うっわ。サイテー、ドーテー!」

ん?なんかヨケーな一言混ざってなかった?
いや、でも駐車場満杯だったから覗けもせずに
おめおめ引き返したし。

マ「うっわ。ダッサー、クッサー、加齢臭クッサ〜」

おいおい。なんかヒドいコト言ってない?
しかしまあソレがこの30年で木が伸びて
大村空港望めそうなのも端っこのあの辺りくらいになっちゃって。


マ「いや、それでもコレっくらいしか見えねーぞ・・」


う。確かに。仏舎利塔くらいだな。見えるの。

まあ仏舎利塔もライトアップされるからキレイっちゃーキレイだけど・・・。

マ「どっちかつーと、ココまで上ってくる途中の方が
  見晴らし良かったよな。ただ、めっちゃキツかったけど・・・

ホワンホワンホワンホワンホワワワワ〜・・・・・(回想IN!)


ザザ〜=3

マ「おい!」

ザザザ〜ザザ〜=3=3

マ「おいこら!!」

ザザザザ〜ザザザ〜ザザ〜=3=3=3

マ「おいったらおいっ!!!」

・・っは!?
な、なんだよ。マーチェル。

マ「そっちこそなんだよ。まるで
  路傍(ろぼう)に佇む一握(いちあく)の
  犬の糞のような眼差しで一体何を見ていたんだ。」

な、なんかムカつくなぁ。
その無駄な詩的風表現。
・・いや、川の流れってついつい見入ってしまうんだよね。
なんでだろう?本能的なものなのかな?

マ「まあそうだろう。
  犬の糞は路傍にヒリっぱなされる事よりも
  水に流される事を常に切望しているからな。
  遺伝子レベルで。」

いや僕、糞じゃあないし。

マ「それはそうと、こんな西浦上小学校前まで乗せさせて来といて
  これからドコへ行こうっていうんだ?」

実は・・リベンジを果たしに。

マ「リベンジ?」

そう。リベンジ。
今から約3年前。
あかねやん号と共に琴ノ尾岳を目指したことがあるんだよ。
今日と同じようにココを通って。

マ「オトコノダケ?なんかいかにもって名前だなぁ。」

コ・ト・ノ・オ・ダ・ケ!!
長与町で一番高い山だよ!

マ「ほう〜。で、上ったのか?」

それがなんと。
途中で具合が悪くなりリタイアしてしまったんだよ〜!

マ「なんとひ弱な。で、ドコまで上ってリタイアしたんだ?」

・・1ミリも。

マ「え?」

1ミリもだよ!上り始める前に具合悪くなっちゃったんだから!!

マ「ッッッッッッッッダッセ〜!!」

そんなグーグーガンモのリンダ並にタメなくても。。。
まあでもソレで懲りちゃってもう二度と挑むまいと思ってたんだけど、
こん前の稲佐山。
あん時にマーチェルの上りっぷりを見て確信したんだ。
コイツとならイケる!って。

マ「うぇ。キモっ。」

なんでだよ!
まあそれにちょうど僕も50歳だしね。
記念に挑もうと思ったのさ。

マ「まあしょうがねーなー。じゃノッてやるか。
  乗せるんだけど。」

よっしゃ!そうと決まれば、レッツ・ラ・GO!!

マ「ぼんやりして振り落とされんなよ〜!!」

うわ〜=3 ミテミテ!


でっかいマンション。

マ「スゲーな。ありゃもう小さな都市だな。」

ダヨネー。下手したらソコいらの町よりも人口多いかもね。
後は宇宙に飛んでロボに変形しさえすればもうマクロスだもんね。

マ「いやそれは言い過ぎ。」

ああしかし。いい天気だなぁ。


マ「ところでこの辺り、川平って名前の割には全然平地じゃあないな。
  なんかずーっと上ってて地味にキツいぞ。」

まあきっと大昔に谷あいの僅かな平地に人が住み始めて
こんな風に開けてきたんだろうから、基本上り道なんだろうね。

マ「ウヒ〜=3 まだ上んのかよ。」
 

マ「お!何だこの地名は。・・つつすいへい?」
 
長崎も結構な難読地名が多いからね。
こりゃ意表をついて逆から読むんじゃあないかな?
「ひらすいとう」じゃね?

・・と思ったけど、インターネットで調べたら
「とっぽみず」って読むんだって。

マ「なんじゃそら〜!平はドコ行った!!平は〜!!!」
 
まあまあ。お地蔵様の前だよ。抑えて抑えて。

とか言ってるうちに次が来たよ!
 
コレは「りきばざか」だって。

マ「なんで馬力じゃあないんだよ。馬力じゃあ。」

もう〜、キツいからって文句が多いなぁ。
 
マ「そうだよ。一体ドコまで上らせるんだよ!」

まあまあ。もうココで終わりだよ。
 
「さんぽうばし」の先の脇道へ入って長与町へ行くんだよ!

マ「なんだよ。ソレを先に言ってくれよ。
  よっしゃじゃあ一気に突っ込むぜ〜!」




To Be Continued         \\\









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